学芸大学の人気酒場が大手町に! 『鳩乃湯 大手町』のビジネス街での戦い方
東京・学芸大学の繁盛酒場『鳩乃湯(はとのゆ)』が2025年4月8日、東京・大手町のオフィスビル1階にオープンした。経営する近藤商会は、これまで中目黒、学芸大学を中心に飲食店を展開しており、テナントも都心のオフィス立地も今回が初挑戦だ。代表の吉利雄太氏に、出店の狙いや戦略について取材した。
>>飲食店“専門”の求人サイトだから即戦力が見つかる。社員とアルバイトまとめて19,800円で掲載可!
街の発展性や収益モデルなど、念入りに検討を重ねた末に出店
大衆酒場を現代風に再構築した「ネオ酒場」の先駆け的存在であり、飲食目当ての若者で賑わう学芸大学で現在も連日2回転する『鳩乃湯』。今回、出店した大手町フィナンシャルシティ グランキューブは、三菱地所による再開発で誕生した大型ビル。隣接する日本橋川に人道橋を架け、大手町と神田エリアをつなぐ大規模プロジェクトが2026年度に竣工予定で、新たな人の流れや発展が見込まれている場所だ。まさにそうした街の将来性も見込んで出店を決めたわけだが、ビルインに興味はありつつも必ずしも積極的に狙っていたわけではないと吉利氏は明かす。
「昨今、東京の家賃相場が跳ね上がる一方、都心で勝負したい飲食企業は多い。そのためビルの不動産価値と契約条件が釣り合わないケースが多く、我々のような小規模の飲食企業がビルインで利益を上げるのは難しいと感じていました。今回は三菱地所さんという飲食に理解があるディベロッパーがパートナーである安心感に加え、居抜きで出店コストを抑えられる点も決め手となりました」
さらに、同エリアに知人の店が出店しており開業前に売上などのデータを確認して実現可能だと判断できたことも、出店を後押ししたという。






