最年少の三つ星シェフに聞く「料理人の成長の鍵とは?」。『虎白』小泉功二氏インタビュー
美食街・神楽坂の路地裏に燦然と輝く星
食の好奇心が刺激される街、東京・神楽坂。誰もが認めるこの美食街にあって、今ひと際輝きを増している店がある。小泉功二料理長率いる日本料理店『虎白(こはく)』だ。
ご存知の方も多いだろう。『虎白』と言えば、2015年末に発行された『ミシュランガイド東京2016』において、二ツ星から三ツ星へと評価を上げた唯一の店。そして小泉氏は、36歳の若さでその名誉を獲得し、国内最年少の三ツ星料理人となった人物である。
『虎白』がオープンしたのは2008年。店がある場所はかつて、幾度も三ツ星に輝く日本料理の名店『石かわ』であった。小泉氏は、この『石かわ』の石川秀樹氏の元で創業時から修業を積んでいたが、2008年に転機が訪れる。店の移転に伴い、もとの『石かわ』の場所を『虎白』と改名、小泉氏が料理長となって新たにスタートすることになったのだ。氏は『虎白』の開業にあたり、こんな想いがあったと言う。
「伝統的な日本料理は、もちろん素晴らしいもの。でも私がやるのであれば、どこにもないようなレストランを目指したかった。食材の表現手法や見せ方を変えて、今までにない日本料理店をつくる。そうすれば、きっと喜んでいただけると思ったんです」
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