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飲食店スタッフが覚えておきたい接客英語。外国人客からのオーダー、料理説明編

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画像素材:PIXTA

■追加注文やセット注文の提案をしたいとき
たとえばランチメニューやコースメニューであれば、ドリンクやデザート、サラダなどのセットサービスを提供している店も多いだろう。そんなときは、以下の英語を使って注文のバリエーションを説明してみてほしい。

・This comes with salad. こちらにはサラダが付いてきます
※saladの部分はsoup(スープ)、rice(ご飯)などに置き換えてもOK

・Which would you like, bread or rice? パンとライスどちらにしますか?
※bread or riceの部分はbeef or fish(肉と魚)など二択の内容を置き換えてもOK

・Would you like something to drink? お飲み物はいかがですか?
※drinkの部分はdessert(デザート)などに置き換えてもOK

・Would you like your coffee before or after the meal? コーヒーは食前食後どちらになさいますか?

■そのほか、注文の際に活用できる便利なフレーズ
ほかにも、注文を受ける際に知っておくと便利なフレーズをいくつか紹介しておこう。

・Do you have any food allergies? アレルギーをお持ちですか?

・This food is sugar-free. こちらの料理は糖質オフです
※sugarの部分はoil(油)などに置き換えてもOK

・This is enough for ~ people. こちらは~人で食べられる量です(~部分は好きな数字を入れる)

外国人のお客様のアレルギーなどは、事前に知っておくことで料理の調整もしやすく、トラブルも回避できる。また、料理の量は、日本人が想定している量と外国人の方が想定している量は違うこともあるため、何人で食べられる量なのかといった部分を説明できるといいだろう。

最後に、Is that everything for now?(ご注文は以上でよろしいですか?)と確認すれば、注文の受付は完了。そのほか、業態別のさまざまな対応は次回以降に解説予定のため、そちらもぜひ参考にしてみてほしい。

画像素材:PIXTA

料理をサーブした後にも、声をかけてみよう

料理をサーブしたときに使えるフレーズも、いくつか覚えておこう。たとえば以下のような英語が活用できるだろう。

・Here’s your ~(料理名). こちらが~になります
・It is hot, so please be careful. 熱いので気を付けてくださいね
・Have you received all your meals? ご注文のお食事はすべておそろいですか?
・Please enjoy your meal. ごゆっくりお楽しみください

料理の説明や注文の仕方は店によって独自のものもあるため、すべての説明が難しいこともあるだろう。しかし、メニュー表を工夫しつつ、簡単な英語を使って説明できるようにしておけば、おもてなしすること自体は難しくないはず。また、次回はお会計時の英語を紹介予定。一通りの英語を覚えて、ぜひ実戦で役立ててみてほしい。

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竹野愛理

ライター: 竹野愛理

食と文学を愛するライター。飲食店取材、食に関するコラム、書評を執筆のほか、食関連のメディアや書籍にて編集者としても従事。趣味は読書と散歩。本を片手に旅行したり食べ歩きをしたりすることが好き。