『やよい軒』がごはんの「おかわり」を一部店舗で有料化。ファンの反応は?
人気定食チェーンの『やよい軒』が、4月16日から一部店舗で「ごはんおかわり無料」を廃止。試験的に有料化を実施し、客の反応をみて今後の方向性を決めると発表した。
一時的にごはんのおかわりを有料に
海外でも展開している外食チェーン『やよい軒』が、一部店舗でごはんのおかわりを有料化することを決めた。実施するのは全国378店舗のうち、東京・千葉・栃木・茨城の12店舗。料金は店舗によって異なり、プラス30円から最大100円だという。
同店を運営する株式会社プレナスは、今回の施策について「おかわりをする人としない人で同じ値段だということに不公平感があるという意見があった」と説明。テスト期間は5月末までで、以降は通常通りおかわり無料に戻すそう。また、今後については未定としている。
客の反応は?
Twitterをはじめ、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。
「おかわりが有料になると知って絶望的な気持ち」
「好きなだけおかわりできるのが魅力だったのに」
「おかわりが有料になったら行きたくなくなる」
「最寄り駅のやよい軒がおかわり有料になってたから、もう行くのやめる」
「良かった。うちの近所のやよい軒はおかわり無料のままだった」
同店には“おかわりファン”が多く、今回の値上げにショックを隠せないようだ。
芸能界にもファンは多い。ヘビーユーザーだという、タレントのマツコ・デラックスは、TOKYO MX「5時に夢中!」に出演した際に、「ショック。やよい軒はおかずも美味しいけど、ごはんがすごく美味しい。ぜひ勇気をもっておかわり自由を続けてほしい」とコメント。
また、タレントの伊集院光は、TBS系ラジオ「JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」内で、ネットの声を取り上げつつ、「やよい軒といえば、おかわり自由。我々の勝ち取った自由が脅かされている。由々しき問題」と嘆いた。
同店では、定食を注文した客はセルフサービスでごはんを何杯でもおかわりすることができた。それがウリのひとつであり、多くの客に支持されていた点でもあった。『やよい軒』も、ここまでの反響があるとは、予想していなかったかもしれない。果たしてどのような結果が待っているのか? 『やよい軒』ファンならずとも気になる話題だ。