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【新型コロナ】消費者の多くが飲食店に「厳密な衛生管理」求める。Retty調査で明らかに

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画像素材:PIXTA

全国で新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が解除されたが、2か月近い外出自粛と、自治体からの営業時間短縮や休業要請などにより、飲食店は大きなダメージを受けている。今後、客足・売上回復の見込みはあるのだろうか。

日本最大級の実名口コミグルメサービス「Retty」を運営するRetty株式会社は、緊急事態宣言解除後の外食に対する消費者意向を独自に調査した。今回はその内容を紹介していく。

調査期間:2020年5月29日~6月3日
調査対象:「Retty」アプリユーザー(会社員・会社役員・自営業・パート・アルバイト・主婦・学生・その他)の計1154名

93.9%が「外食を利用したい」と回答。店内でしか得られない体験を理由にあげる人も

まず、緊急事態宣言発令前の外食頻度(ディナー)を聞いた。すると「ほぼ毎日」(7.3%)、「週に2、3回」(25.8%)、「週に1回」(22.9%)、「2、3週間に1回」(24.1%)、「月に1回」(11.4%)、「それ以下」(8.5%)という結果に。「週に1回以上」外食を利用していたという回答が56%と半数以上だった。

緊急事態宣言発令前の外食頻度

緊急事態宣言解除後に外食を利用したいかの問いでは、93.9%が「利用したい」と回答。頻度については、「外食を利用したい」と回答した人のうち48.4%が「緊急事態宣言発令以前より頻度は減るけど利用したい」と回答した。

緊急事態宣言「解除後」の外食の利用意向

緊急事態宣言「解除後」、どれくらいの頻度で外食を利用したいか?

外食したい理由を尋ねると、1位が「料理が美味しいから」で65.1%。2位が「飲食店を応援したいから」で59.0%。また、「店内の雰囲気を感じたいから」(49.4%)、「出来たての料理を食べたいから」(47.1%)、「リアルの場でのコミュニケーションをしたいから」(31.5%)など、店内でしか得られない体験も多く選択された。

外食を利用したい理由

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上條真由美

ライター: 上條真由美

長野県安曇野市出身。ファッション誌・テレビ情報誌の編集者、求人ライターを経て独立。インタビューしたり執筆したり、平日の昼間にゴロゴロしたりしている。肉食・ビール党・猫背。カフェと落語が好き。