【新型コロナ】消費者の多くが飲食店に「厳密な衛生管理」求める。Retty調査で明らかに
消毒・換気や従業員の健康状況チェックなど、厳密な衛生管理を求める人が7割以上
飲食店に対してどのような衛生対策を求めるかを聞いたところ、「消毒(手指・テーブル・出入り口)」(90.7%)、「定期的な換気」(79.7%)、「従業員の健康状況チェック(体温・体調・味覚)」(73.5%)、「座席の間隔をあける」(71.8%)が7割を超えており、消費者はできる限り厳密な衛生対策を求めていることがわかった。

飲食店に対してどのような衛生対策を求めるか?
これからの「お店探しサービス」に求める情報については、80.4%が「営業時間の変更」、58.5%が「テイクアウト」、41.8%が「衛生面」の情報を載せてほしいと回答。衛生面に関する情報の発信元はどこが信頼できるかという質問では、「実際に行った人の口コミ」(66.5%)が最も多く、「飲食店の人の発信情報」(56.4%)、「実際に対策しているかどうかがわかる写真」(48.9%)と続いた。

これからの「お店探しサービス」に求める情報について

飲食店の衛生面に関する情報源
さらに、今後のテイクアウト・デリバリーのニーズに聞くと、緊急事態宣言中と比べて「多い頻度で利用する」「同じ頻度で利用する」と回答した人が、テイクアウトで49.1%、デリバリーで34%。同社では、どちらもピーク時よりは減少するものの、緊急事態宣言解除後もニーズが高く残る可能性が高いと予想している。

今後のテイクアウト・デリバリーのニーズ
自粛期間中、家で食事をすることが多かったからか、消費者の外食ニーズは高まっている。しかし、やはり感染への不安があるため、飲食店の衛生面を気にしている人が多いようだ。居酒屋などは活気や賑わいが店の魅力に繋がることが多いが、まずは安心して食事を楽しめるよう3密回避と衛生管理を心掛けていきたいものだ。
