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【新型コロナ】Go Toイートキャンペーンはいつから? 飲食店の参加条件は?

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画像素材:PIXTA

飲食店の参加条件は?

業界ガイドラインに基づき、感染予防対策を実践していることが条件。取り組みの一部をピックアップする。

■入店時
・店舗入口に、発熱や咳など異常が認められる場合は店内飲食をお断りさせていただく旨を掲示する。また、店舗入口や手洗い場所には、手指消毒用に消毒液(消毒用アルコール等)を用意する
・店舗入口および店内に、食事中以外はマスクの着用をお願いする旨を掲示する
・飛沫感染・接触感染を防止するために十分な間隔をとることが重要であることをお客様に理解してもらい、店内が混み合う場合は入店を制限する
・店内飲食やテイクアウトで順番待ちをする場合は、各人ができるだけ2m(最低1m)以上の間隔を空けるように誘導する(床に間隔を示すテープを貼るなど)

■客席へのご案内
・テーブルは、飛沫感染予防のためにパーティションで区切るか、できるだけ2m(最低1m)以上の間隔を空けて横並びで座れるように配置を工夫し、カウンター席は密着しないように適度なスペースを空ける
・真正面の配置を避けるか、またはテーブル上に区切りのパーティション(アクリル板等)を設けるなど工夫する
・少人数の家族、介助者が同席する高齢者・乳幼児・障害者等対面を希望する場合は、可能としてもよいが、他グループとの相席は避ける

その他の取り組みについては「外食業の事業継続のためのガイドライン」を参照。

今後の流れとしては、8月7日まで事業者の公募を行い、8月下旬に契約。食事券の発行は準備が整った地域から順次スタートし、オンライン飲食予約によるポイント付与については状況を踏まえて開始時期を検討するという。

6月に行われた事業者へのヒアリングでは、「料亭は電話予約が多く、麺類や喫茶店の店舗では予約サイトはほとんど活用されていない」「大都市に比べると地方では予約サイトはあまり活用されていない。また、高齢の経営者などITリテラシーの観点からキャンペーンに参加しづらい方々も存在する」といった懸念の声が多かったが、一方で「飲食店の売上が戻れば、食材を供給する生産者にもプラスの影響がある」「現場は期待しているので、なるべく早く開始してもらいたい」など、キャンペーンへの期待の声もあがった。

飲食店は決定したオンライン飲食予約サイトなどの事業者に登録し、参加することになる。デリバリーやテイクアウトも対象になるため、今後の情報に注目し、安全に最大限の配慮をした上でぜひとも参加したい。

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上條真由美

ライター: 上條真由美

長野県安曇野市出身。ファッション誌・テレビ情報誌の編集者、求人ライターを経て独立。インタビューしたり執筆したり、平日の昼間にゴロゴロしたりしている。肉食・ビール党・猫背。カフェと落語が好き。