飲食店ドットコムのサービス

2022年版「世界のベストレストラン50」が発表。日本は『傳』が20位、『Florilège』が30位

LINEで送る
Pocket
follow us in feedly

画像素材:PIXTA

7月18日、イギリス・ロンドンで「世界のベストレストラン50」が発表された。2022年の1位に選ばれたのは、デンマーク・コペンハーゲンにある『Geranium(ゼラニウム)』。日本からは、20位の『傳(デン)』をはじめ4店舗が選ばれた。

【注目記事】『フロリレージュ』川手寛康シェフが語る「東京で一番のレストランになるより大切なこと」

2022年の1位は、コペンハーゲンの『Geranium』

「世界のベストレストラン50」は、約1,000人の食の専門家の投票から、世界のベストレストランを選ぶアワード。2022年の1位には、デンマーク・コペンハーゲンに店を構える『Geranium』が選ばれた。同店は、ミシュランの三つ星店としても知られるレストランだ。これにより、2021年の『Noma(ノーマ)』から連続で、デンマークのレストランが世界最高のレストランに輝いた。

2位は、ペルー・リマの『Central(セントラル)』。同店のシェフ&ディレクターであるヴィルヒリオ・マルティネス氏は、2022年7月1日、東京・紀尾井町に『MAZ(マス)』をオープンさせている。

続く3位は、スペイン・バルセロナの『Disfrutar(ディスフルタール)』。4位は、前回20位からの躍進となったスペイン・マドリードの『Diverxo(ディベルソ)』。5位には、メキシコ・メキシコシティの『Pujol(プジョル)』がランクインした。

画像素材:PIXTA

日本からは『傳』、『Florilège』など4店舗がランクイン

日本勢最高位となったのは、20位の『傳』。東京・神宮前の日本料理店で、「The Best Restaurant in Asia 2022」も受賞している。同店は、3月に行われた「アジアのベストレストラン50」でも1位を獲得しており、アジアで最高のレストランに輝いている。

日本からはほかにも、30位に東京・外苑前のフランス料理店『Florilège(フロリレージュ)』がランクイン。41位には、大阪にあるフランス料理店『La Cime(ラシーム)』が初めて50位以内に登場した。今年はニューエントリーの店が多く、『La Cime』も含め12店が初ランクインとなった。さらに、45位には、東京・南青山にあるレストラン『Narisawa(ナリサワ)』が入った。

「世界のベストレストラン50」の投票は、過去1年半の間に訪れた店が対象となる。日本は最近まで厳しい入国制限が取られていたが、スペイン、イタリアの6店に続く、4店舗がランクインと健闘した。

このほか、今回「世界のベストレストラン50」に選ばれたレストランは下記の通りだ。

<1~10位>
1.『Geranium』(デンマーク・コペンハーゲン)
2.『Central』(ペルー・リマ)
3.『Disfrutar』(スペイン・バルセロナ)
4.『Diverxo』(スペイン・マドリード)
5.『Pujol』(メキシコ・メキシコシティ)
6.『Asador Etxebarri』(スペイン・アトクソンド)
7.『A Casa do Porco』(ブラジル・サンパウロ)
8.『Lido 84』(イタリア・ガルドーネ リヴィエーラ)
9.『Quintonil』(メキシコ・メキシコシティ)
10.『Le Calandre』(イタリア・ルバーノ)

Pocket
follow us in feedly
飲食店ドットコム通信のメール購読はこちらから(会員登録/無料)
飲食店ドットコム ジャーナルの新着記事をお知らせします(毎週3回配信)
サトウカオル

ライター: サトウカオル

グルメ、ライフスタイル、ITとさまざまなジャンルの執筆を経験。現在は、ポップカルチャー系のウェブサイトでグルメ関連の記事を執筆中。趣味は、料理とネットサーフィン。ネットで気になった料理を自分流にアレンジして食べるのが最近のマイブーム。