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2023年度の「アジアのベストレストラン50」の受賞式、3月にシンガポールにて開催

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2019年以来3年ぶりに、受賞者が臨席する前でトップ50リストを発表

ナチュラルミネラルウォーターのブランド、サンペレグリノ&アクアパンナが冠スポンサーを務める「アジアのベストレストラン50」の2023年度の受賞式が本年3月28日、シンガポールにて開催されることが決まった。

昨年の授賞式は、東京・バンコク・香港など複数の都市でオンライン・ライブイベントという形式での実施となったが、本年は2019年から3年ぶりに、アジアを代表する美食コミュニティが一同に集う対面式イベントとして実施される。アジアの食文化の豊かさと多様性を祝う、美食界の一大イベントとなる予定だ。

【注目記事】2022年版「アジアのベストレストラン50」発表。東京『傳』が1位を獲得!

アジア地区で初めて「50ベスト・シグネチャー・セッションズ」を開催

本年のプログラムの一つの目玉が、美食界を代表する世界各国のシェフがシンガポールのシェフ達とコラボレーションをしつつ複数のイベントを実施する「50ベスト・シグネチャー・セッションズ」だ。このイベントは一般客が参加可能なイベントで、アジア地区で初めての開催となる。

また、毎年恒例のプログラムとなっている「シェフズ・フィースト」では、アジア地区内の最高級の食材と料理技術が披露される。3月28日の授賞式当日の夜には、参列したシェフ達がレッドカーペットを歩いて会場入りし、報道関係者とのインタビュー、カクテル・レセプション、そして授賞式ではトップ50のリストがカウントダウン形式で発表されるという。

アジアのベストレストラン主催者からのコメント

「本年3月に開催する2023年度の授賞式の会場がシンガポールとなったことを発表できること、そして開催地パートナーであるシンガポール政府観光局とまた一緒に仕事ができることを大変嬉しく思います。本年、2013年に『アジアのベストレストラン50』 がスタートした場所で授賞式を開催できるのは、アジア圏内の素晴らしいレストランとシェフを称え、卓越した食体験に恩返しをするという私達の目的を再認識するという意味でも理想的だと考えます。ある意味『故郷』のシンガポールに帰郷するような状況で、3月に素晴らしい美食界のコミュニティと再開できること大変楽しみにしています」(「アジアのベストレストラン50 」のコンテンツ・ディレクター、ウィリアム・ドリュー)

「シンガポールの国民全員が食事について大変強い関心を持っており、『アジアのベストレストラン50』の記念すべき10周年を祝うのに、シンガポールほど相応しい場所はないでしょう。世界的に旅行需要が回復するなか、このようなイベントをホストすることで、シンガポールの多様なダイニングシーン、バラエティに富んだ食文化、そして料飲業界内の才能に満ちた人材をより世界に向けてアピールできると考えます」(シンガポール政府観光局のリテールおよびダイニング担当ディレクター、グオ・テイ)

「2019年から3年ぶりにアジアの美食家が一同に会することになります。前例のない、異常な3年間の時を経て、再び一堂に会して繋がり、経験を共有し、私たちが愛する世界に祝杯をあげることを楽しみにしています。賞の10周年という節目は、アジアの食文化の豊かさを再認識するのに、最適なタイミングだと感じますし、弊社の主要ブランド、サンペレグリノとアクアパンナが、アジアの美食体験をサポートする冠スポンサーであることを誇りに思います」(サンペレグリノのインターナショナル・ビジネス・ユニット・ディレクター、ステファノ・ボロネーゼ)

2022年は日本の『傅』が日本のレストラン初の一位を獲得

昨年のリストでは、東京のレストラン『傳』が日本のレストランとしては2013年以来、初めてリストの頂点に立った。なお、本年度の授賞式の様子は、「アジアのベストレストラン 50」のFacebookとYouTube公式チャンネルを通じてライブストリーミングされる。

毎年同様、「アジアのベストレストラン50」プログラムの一環として、3月の授賞式に先立ち、「アジアのベスト女性シェフ賞」、「アジア・アイコン賞」、「アメリカン・エキスプレスOne To Watch(ワン・トゥー・ウォッチ)賞」 が発表される。それ以外の関連賞は、授賞式当日に発表するという。

また、新たな才能を発掘し、この地域の食文化の多様性を認識するという理念の一環として、授賞式前には51位から100位までにランクインしたレストランを発表し、より数多くのレストランにスポットライトを当て、彼らの功績を讃える予定だという。

「アジアのベストレストラン50」の選考方法について

「アジアのベストレストラン50」のリストは毎年、300名を超える「アジアのベストレストラン50アカデミー」メンバーの投票により決定される。アカデミーメンバーは、影響力のあるフードジャーナリスト、料理評論家、シェフ、レストラン経営者、それぞれの地区内の料飲専門家などで、性別のバランスにも配慮を払い構成されている。

各アカデミーメンバー1人につき、10軒のレストランに投票することができるが、うち最低3軒以上はメンバーが在住する国や地域以外のレストランである必要がある。渡航制限などがあり、メンバーが在住の国や地域以外に旅行できなかった場合は、投票できるレストランの最大数は7軒となる。

「アジアのベストレストラン50」では、リストの選考プロセスと結果ランキングの整合性および信憑性を確保すべく、会計事務所デロイト社を公式の外部裁定パートナーに指定している。詳細な選考プロセスについては、以下のウェブサイトで確認できる。

https://www.theworlds50best.com/asia/en/voting/the-voting-system

【「アジアのベストレストラン50」のオンライン・メディア・センター】
https://mediacentre.theworlds50best.com/

【「アジアのベストレストラン50」のSNSアカウント】
Instagram: https://www.instagram.com/theworlds50best/ #Asias50Best
Twitter: https://twitter.com/TheWorlds50Best
Facebook: https://www.facebook.com/Asias50BestRestaurants
YouTube: https://www.youtube.com/c/worlds50best
公式ウェブサイト:https://www.theworlds50best.com/asia/en/

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000114764.html

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ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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