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2022年版「アジアのベストレストラン50」発表。東京『傳』が1位を獲得!

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「The Best Restaurant in Asia」を獲得した『傳』のオーナーシェフ・長谷川在佑氏

ミネラルウォーターブランド「サンペレグリノ」と「アクアパンナ」が公式スポンサーを務める「アジアのベストレストラン50」の2022年版が、バンコク、マカオ、および東京のアジア3都市で同時開催されたイベントで発表された。

今年で10年目を迎える2022年版の受賞リストには、過去最多となる16軒が初めてランクイン。日本は4軒の初登場店を含む最多の11軒がランクインするなど快進撃を見せた。

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日本料理の『傳』が「The Best Restaurant in Asia」を獲得

1位を獲得した東京の『傳(でん)』は、「The Best Restaurant in Asia」受賞と、5年連続受賞となる「The Best Restaurant in Japan」の2冠を達成した。2007年にオープンした『傳』は、オーナーシェフである長谷川在佑氏の個性を反映したレストラン。懐石料理に遊び心と個性的なアプローチを取り入れた長谷川氏と彼のチームは、独創的なプレゼンテーションと伝統料理の驚くべきアレンジで利用客を喜ばせている。2016年に「アジアのベストレストラン50」の37位にランクインし、翌年は「世界のベストレストラン50」に初登場。2021年には11位にまでランクを上げた。

「アジアベストレストラン50」のコンテンツディレクターであるウィリアム・ドリュー氏は、「伝統、革新、味、おもてなし、遊び心を独自に融合させた『傳』が、アジアでNo.1に輝いた。私たちは、在祐さんと『傳』のチームを祝福するとともに、2022年のリストに掲載されたすべてのレストランと、創造性、忍耐力、技術で私たちを鼓舞してくれた各賞受賞者の皆様をご紹介できることを喜ばしく思う」と述べた。

日本からはさらに、『Florilège(フロリレージュ)』(3位)、『La Cime(ラシーム)』(6位)、『茶禅華(さざんか)』(11位)、『NARISAWA(ナリサワ)』(15位)、『La Maison de la Nature Goh(ラ メゾン ド ラ ナチュール ゴウ)』(36位)などがランクインしている。

写真はイメージ。画像素材:PIXTA

『Été』の庄司夏子氏が「Asia’s Best Female Chef Award」受賞

日本のシェフやレストランは、いくつかの個人賞カテゴリーでも表彰された。昨年より14位アップの13位にランクインした東京の『Ode(オード)』は、今年の「Highest Climber Award」を受賞。和歌山の『Villa Aida(ヴィラ アイーダ)』は14位にランクインし、Aspire Lifestylesがスポンサーの「Highest New Entry Award」を受賞した。

また、東京の『Été(エテ)』は42位にランクインしたほか、オーナーシェフの庄司夏子氏は、今年の「Asia’s Best Female Chef Award」を受賞。そのほか、東京の『Sézanne(セザン)』(17位)、京都の『Cenci(チェンチ)』(43位)が2022年版受賞レストランのリストに初登場した。

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写真はイメージ。画像素材:PIXTA

ベスト50のレストランは以下の通り。

<1~10位>
1位 『傳』(日本・東京)
2位 『Sorn』(タイ・バンコク)
3位 『Florilège』(日本・東京)
4位 『Le Du』(タイ・バンコク)
5位 『The Chairman』(中国・香港)
6位 『La Cime』(日本・大阪)
7位 『Sühring』(タイ・バンコク)
8位 『Odette』(シンガポール)
9位 『Neighborhood』(中国・香港)
10位 『Nusara』(タイ・バンコク)

<11~20位>
11位 『茶禅華』(日本・東京)
12位 『Fu He Hui』(中国・上海)
13位 『Ode』(日本・東京)
14位 『Villa Aida』(日本・和歌山 )
15位 『Narisawa』(日本・東京)
16位 『Mingles』(韓国・ソウル)
17位 『Sézanne』(日本・東京)
18位 『Joo Ok』(韓国・ソウル)
19位 『Ensue』(中国・深圳)
20位 『Meta』(シンガポール)

<21~30位>
21位 『Masque』(インド・ムンバイ)
22位 『Indian Accent』(インド・ニューデリー)
23位 『Les Amis』(シンガポール)
24位 『Caprice』(中国・香港)
25位 『Blue by Alain Ducasse』(タイ・バンコク)
26位 『7th Door』(韓国・ソウル)
27位 『Mosu』(韓国・ソウル)
28位 『Da Vittorio』(中国・上海)
29位 『Sushi Masato』(タイ・バンコ)
30位 『Onjium』(韓国・ソウル)

<31~40位>
31位 『Samrub Samrub Thai』(タイ・バンコク)
32位 『Mono』(中国・香港)
33位 『Gaa』(タイ・バンコク)
34位 『Wing』(中国・香港)
35位 『Ministry of Crab』(スリランカ・コロンボ)
36位 『La Maison de la Nature Goh』(日本・福岡)
37位 『Zén』(シンガポール)
38位 『Logy』(台湾・台北)
39位 『Ultraviolet by Paul Pairet』(中国・上海)
40位 『Labyrinth』(シンガポール)

<41~50位>
41位 『Burnt Ends』(シンガポール)
42位 『Été』(日本・東京)
43位 『Cenci』(日本・京都)
44位 『Cloudstreet』(シンガポール)
45位 『JL Studio』(台湾・台中)
46位 『Raan Jay Fai』(タイ・バンコク)
47位 『Wing Lei Palace』(中国・マカオ)
48位 『8 ½ Otto e Mezzo Bombana』(中国・香港)
49位 『Megu』(インド・ニューデリー)
50位 『Dewakan』(マレーシア・クアラルンプール)

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ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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