飲食店も対象に! 東京都が「TOKYO元気キャンペーン」を実施。QRコード決済で10%還元
東京都は都内の対象店舗において対象のQRコード決済を行うと、決済額の最大10%のポイントが還元される「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」を令和6年3月11日(月)から3月31日(日)まで実施すると発表した。飲食店は対象店舗となるため、利用者を取り込めそうだ。概要をチェックしておきたい。
【注目記事】自由が丘『ニショク』に聞くコロナ禍の生存戦略。居酒屋へ業態転換した理由とは?
「au PAY」「d払い」「PayPay」「楽天ペイ」利用を対象に、決済額の最大10%を還元
「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」は、都内での消費を喚起し経済の活性化を狙う取り組みだ。期間中、都内の対象店舗において、商品購入やサービス利用の支払いを対象となる4社のQRコード決済で行うと、決済額の最大10%(1サービス上限3,000円相当)のポイントが還元される。
■対象のQRコード決済
au PAY(コード支払い)
d払い
PayPay
楽天ペイ(コード・QR払い)
■利用者
対象アプリをスマートフォンにダウンロードし、利用設定をしておく必要がある
■対象店舗
対象のQRコード決済のいずれかを導入している都内の店舗(一部店舗を除く)
各サービスの還元上限は3,000円。最大12,000円がポイントバック
例えば、キャンペーン期間中に同じQRコード決済で1回目にA店で5,000円分決済した場合は500円相当、2回目にB店で15,000円分決済すると1,500円相当、計2,000円相当が還元されるという仕組みだ。
キャンペーン期間中の還元の上限は、QRコード決済ごとに累計3,000円。4つのQRコード決済をすべて利用すると、合計12,000円のポイント還元が上限となる。
※ポイント還元額が予算額に達する見込みとなった場合は、キャンペーン期間の途中でも早期終了する予定
QRコード決済の導入済み事業者は、新たに申請の必要はなし
すでに対象のQRコード決済を導入済みの事業者は、原則、自動的にキャンペーンの対象店舗となる。参加したくない場合のみ、各QRコード決済事業者が指定する方法で2月21日(水)までに申請する必要がある。
また現在、各QRコード決済に加盟していなくとも、加盟をすれば対象事業者になれる。下記期日までに各QRコード決済事業者の契約・審査が完了している必要があるため、早めに準備をしよう。
■au PAY
2月15日(木)時点で加盟店契約がある店舗(契約完了メールを受領している店舗)
■d払い
2月14日(水)時点でドコモにてd払い加盟店としての確認が取れている店舗
■PayPay
2月15日(木)時点で加盟店契約がある店舗(契約完了メールを受領している店舗)
■楽天ペイ
2月15日(木)時点で加盟店審査が完了している店舗(楽天ペイから審査通過のお知らせメールを受信している店舗)
導入に必要な手続きは、決済事業者ごとに異なるため、各QRコード決済事業者へ問い合わせを。
