中目黒で月商1,000万円の繁盛居酒屋『魚の花』が手がける、新店『うのはな離れ 菜の花』の勝算
外国人材の積極採用で、ランチ営業再開と次なる展開へ
さらに新しい挑戦として、外国人の雇用にも積極的に取り組んでいきたいと話す篠田氏。
「修行時代からネパールやエジプト、バングラデシュなどさまざまな国の人たちと働く機会があり、彼らの家庭事情や、収入の8割を母国に仕送りしているという話を聞いてきました。僕はそんな彼らのことをずっと尊敬していましたし、仕事ぶりも素晴らしかった。外国人を雇い入れることに対しては多様な考え方があると思いますが、私たちの店には、そうした背景を理解してくださる温かいお客様に来ていただけたら嬉しいです」
早ければ9月頃には正社員として採用し、人手不足を理由に現在見合わせているランチ営業を再開する予定だ。周辺エリアはランチ需要が高いため、近隣で働く人々の夜の来店にもつながるのでは、と期待感を膨らませる。
また、将来的には店舗展開も視野に入れていると話す。
「そのためにもまずは、この『離れ』を軌道に乗せなければ。正直なところ、売上はまだまだですが、逆にSNSなどで急にバズったりしてお客様が殺到するようなことがあると、かえってご迷惑をおかけしてしまいます。今はスタッフの教育を強化する期間と捉え、料理や接客のレベルアップはもちろん、経営に関わることも含めて、店づくりにおいて大切なことを伝えていきたいです」
『うのはな離れ 菜の花』
住所/東京都目黒区青葉台1-27-12 Fスタジオ1F・2F
電話番号/03-5725-9025
営業時間/17:00~24:00
店休日/不定休
坪・席数/20坪・44 席
https://www.instagram.com/nanohananakameguro/
