月商750万円売る南阿佐ケ谷の鉄板酒場『呑輝』。繁盛の秘訣は“お祭りワイワイ系”コミュ術
豚平焼きで祭り気分に! 肉も魚も常連客の胃袋をつかむ
この自慢のステージで繰り広げられるライブ調理の中でも、名物となっているのが、「豚平焼き」を作るパフォーマンス。お客を巻き込み、スタッフと一緒に玉子の生地をひっくり返すたびに「よいしょ!」と威勢のいい掛け声が店内に響く。ちょうちんやお面がぶら下がる店内は、一気にお祭りムードへ。
また、2025年9月から登場の新メニュー、「鉄板ハンバーグ」(1,400円)を提供する際には、ハンバーグ師匠(井戸田潤氏)よろしく、小道具の打楽器を鳴らして「ハンバーグ!」と、スタッフが一斉にコールする演出も。お祭り気分に華を添える王道の鉄板料理では、グラム単位で気軽に味わえるレア焼きの和牛「上モモステーキ」などが人気だ。
「鉄板焼きは、高級なイメージをたぶん皆さん持たれていると思うんですけど、それを打開したい。大衆的な鉄板焼き居酒屋を目指しています」
居酒屋メニューの開発では、「旬」を重視。その最たるものが「刺盛」で、利益よりも新鮮な魚介を扱っていることのアピールが目的のため、日替りのお得な5点盛りを用意する。常連客のツテで、希少な北海シマエビや本シシャモなどを北海道から直接仕入れることも。鮮魚の入荷情報は店のインスタで随時更新され、常連客が反応し、それを目当てに訪れる。
 
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