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坪月商60万円超えの池袋『立呑みあらし』。売上を約27%上げた「人件費は削ったら負け」の法則

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『立呑みあらし』を運営するこびと企画株式会社代表取締役の田中湧也氏(左)と取締役の小嶋凌氏

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1号店の赤羽岩淵『立呑みソルト』から始まり、中板橋に2号店『立呑みあかすと』、池袋に3号店『立呑みアーニー』をオープンするなど快進撃を続けるこびと企画。同社が2025年4月、池袋にオープンしたのが『立呑みあらし』だ。同店は2号店のリニューアルという形で、数々の飲食店がひしめく池袋エリアに移転。現在は平均月商700万円に達するなど好調だ。裏には、同社グループならではの接客へのこだわりがあった。同社代表取締役の田中湧也氏(左)と取締役の小嶋凌氏に話を聞いた。

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オープン2か月で直面した大きな壁。起死回生の“接客改革”とは?

池袋駅の西口から徒歩約6分の角地にオープンした『立呑みあらし』は、これまで3店舗を立ち上げてきたこびと企画の新店舗だ。同社は、高校からの同級生だった田中氏、小嶋氏が脱サラして立ち上げた会社で、赤羽岩淵の『立呑みソルト』を皮切りに、中板橋の『立呑みあかすと』、池袋東口の『立呑みアーニー』と店舗拡大を続けてきた。

そんな中、最寄り駅の乗降客数が少ない2号店は、黒字は出せていたが1号店とは売上に倍近い開きがあったため、池袋西口エリアへの移転リニューアルを決断。東口にはすでに『立呑みアーニー』が店を構えていたが、東口と西口は人も文化も異なる別の街だと考え、躊躇はなかったという。

「スタッフのレベルは高いのに、これぐらいの売上しかあげられていない、ということに経営者として責任を感じていました。金融機関にも『こんなに利益構造がしっかりしているお店をやめるんですか』と驚かれましたが、よりお客さまの多い街でスタッフのスキルを発揮してもらいたいと考え、移転しました」(田中氏)

『立呑みあらし』の店内。立ち飲み店だが広々として居心地が良いつくりになっている

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こうして池袋に移転し、店名も新たにオープンした『立呑みあらし』。店長のみ2号店からの継続で、既存のアルバイトは全員グループ店に移り、新規アルバイトを入れて再起動。開店から2か月は上々の滑り出しだったが、オープン景気が終わり、2~3か月目は「ちょっと苦戦していました」と田中氏は振り返る。

利益は出ていたものの月商は550万円止まりで、同じ池袋の3号店に比べると物足りない。そこで、同店では“接客”を軸にした改善策に着手する。効果はてきめんで、4か月目には坪月商60万円を超えるなど売上は右肩上がりに。現在は平均月商700万円を達成する人気店に成長した。

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河鰭悠太郎

ライター: 河鰭悠太郎

食とエンタメのフリーライター。業界紙、一般情報誌、エンタメニュース編集部などを経て2017年に独立。現在はフリーランスとして取材、執筆、撮影、校正まで手掛ける。ラーメン取材の経験が豊富で、現在も定期的にラーメン店の仕込みを取材。ラーメンとタイ料理好き。趣味はラーメン作りとムエタイ。