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話題の飲食店『スタンドシャン食 』に聞く「ブランド力」の育て方。大切なのは“仕掛ける”気持ち

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シャンパン×餃子の組み合わせが斬新! 餃子は様々なタレが楽しめるほか、ニンニクの有無も選べる

インスタグラムなどのSNSが流行し、誰もが自分だけの“体験”を発信したいと考える今。ただ料理が美味しかったり、サービスが良かったりするだけではない。訪れた人が話題にしたくなるような飲食店のコンセプトはどのように生まれるのだろうか? そして、繁盛店になるためのブランド力の身につけ方とは?

そこで今回は、“シャンパン×餃子”という斬新な組み合わせを堪能できるバー『スタンドシャン食 -Tokyo 新橋虎ノ門- Champagne & GYOZA BAR』で、コンセプトやメニュー開発を統括している元田武章さんに、ブランド力の身につけ方についてお話を伺った。

シャンパンと餃子という組み合わせが生まれた理由

『スタンドシャン食』は大阪の北新地で話題となり、2016年5月に東京に初出店。運営している有限会社T・Mは、ほかにも“シャンパン×ビストロ料理”“シャンパン×焼き鳥”などの別業態の店を含め、6店舗展開している。どれも基本となるのは、シャンパン×サムシングという考え方。これはどのように生まれたのだろうか?

「ベースにあるのは、シャンパンをもっといろんな人に楽しんでもらいたいという思いです。でも高級なイメージが先行していて、それでは若いお客様が気軽に楽しむことができない。そこで、シャンパンが持つ特別感を良い意味で払拭できるような何かを組み合わせようという発想になりました」

そして、昔から愛されている庶民の味“餃子”をシャンパンと合わせるというコンセプトが生まれた。シャンパンと肉料理を合わせるのは難しいが、豚肉ならぴったり。そして、ビストロなどで火入れに30分かかって提供されるローストなどと違って、餃子なら5分で提供できる。

「『スタンドシャン食』の餃子は、フランスのファストフードのようなイメージです。普通の餃子とは違って、シャンパンと合わせるためのもの。だから、いろんな組み合わせが楽しめるようにタレを4種類用意しています。それとは別に、卓上にはトリュフオイルとヒマラヤの岩塩も常備しています」

同じ餃子でも味付けによって味が変化し、シャンパンと合わせたときの印象も変わる。自分で様々な味付けを楽しむという体験はゲストを楽しませるし、心にも残る。

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カウンター席でさくっと飲みたい人にも対応

仕事帰りや2軒目にふらっと立ち寄れるように

東京初出店の場に選んだのは新橋。この場所選びにも理由があるのだろうか?

「まず基本的に出店場所は、路面で探しています。今、お客様はネットの情報で店選びをすることがほとんどだと思うのですが、ビルに店が入っていると中の様子が分からず入りにくい。だから外からも見やすい、入りやすいという点を重視しています。この店の場合は、賑わっている飲食店街とビジネス街の中間くらいの位置に出店しているので、仕事帰りはもちろん、2軒目としてもふらっと立ち寄ってもらいやすい立地だと思います」

入りやすさを重視した場所選び。そして、店名にも気軽に立ち寄ってもらいたいという思いがこもっている。

「もともとは大阪の『シャンパン食堂』という店名をお客さんが『シャン食』と略して呼んでくださっていたのが由来です。そして“スタンド”と名乗っていますが、店にはちゃんと椅子席もあります。これは、ガソリンスタンドのように誰もが気軽に立ち寄れ、なおかつ、無くてはならない場所になりたいとイメージしてつけました」

シャンパンのイメージをあくまでもカジュアルにしたいという考えがベースにあるからこそ、そのための工夫が出店場所や店名に表れている。

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シャンパンをカジュアルに楽しんでもらうためロゴもポップなイメージ

お客様を“待つ”のではなく、いろいろな角度から仕掛ける

元田さんは、1996年にヒルトン大阪に入社。10年間いろいろな部署をまわり、海外での研修経験も豊富だ。だからこそ、飲食店の経営についていろいろな角度から見られるという。

「飲食店の経営はお客様が来るのを“待つ”というイメージがありましたが、これまでの経験から、そうではないと分かりました。Facebookでの発信をこまめにしているのも、お客様に“面白そうなことをやっているな”と思ってもらうため。お金をかけなくても、更新回数を増やしてスルーされないような工夫を仕掛けていくことができます」

人気店になるために欠かせないブランド力。そして、ゲストを引きつける面白いコンセプト。それらは“待つ”姿勢ではなく、どう“仕掛ける”か、常に考えることから生まれるもののようだ。

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『スタンドシャン食 -Tokyo 新橋虎ノ門- Champagne & GYOZA BAR』
住所/東京都港区西新橋1丁目18-11
電話番号/03-6457-9798
営業時間/月-金16:00〜翌2:00、土15:00〜24:00
定休日/日曜・祝日
席数/19席
https://www.facebook.com/GyozaBarTokyo/

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いずみかな

About いずみかな

グルメやライフスタイル、育児などを中心に編集執筆業をおこなう。2015年からフリーランスとしての業務を開始。タウン情報誌やレストラン情報を扱うWeb媒体で取材や執筆をしており、特にケーキや洋菓子に興味がある。