飲食業界は本当にブラック? 「従業員の幸せ」を考える飲食企業4社の取り組み

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パート・アルバイトにも分け隔てない環境を
“ブラックバイト”などという言葉がニュースで取り上げられるようになってきたが、労働力の多くを担うパート・アルバイト人材をないがしろにしては、店が回らない。続いては、パートタイム従業員への取り組みが充実している企業を紹介。
■アルバイトにもボーナスを年2回支給 -ダイタンフード-
立ち食いそばチェーンの『富士そば』を展開する企業。アルバイトであってもボーナスは年2回支給。さらに、有給休暇や退職金もある。希望すれば社員登用制度も利用できる。ほか、業績の良い店には店舗賞や特別努力賞などのインセンティブの支給もあり、従業員にやりがいを与えている。
従業員が満足して働くことが繁盛につながる
今回紹介した取り組み以外にも“23時半には必ず閉店して従業員を終電で帰らせる”“予約管理などをIT化して従業員の負担を減らす”など、実際に様々な取り組みが飲食企業で始まっている。個店などの小規模店では従業員の待遇や働き方をドラスティックに変えるのはなかなか難しい面もあるが、従業員が生き生きと働ける環境を用意することが、ひいては店の利益に繫がる……。そう考えて、取り組みの第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。
