飲食店の集客は「Googleマップ」で効率よく。MEO対策の秘訣を『コンロ家』に聞く
では、実際に飲食店がGoogleマップを活用するためには、どうすればいいのだろうか。ここからは、飲食店が集客にGoogleマップを活用するための方法を紹介していく。
まずは「Googleビジネスプロフィール」に登録を
飲食店がGoogleマップを活用するためには、「Googleビジネスプロフィール」に登録する必要がある。Googleビジネスプロフィールは、Googleが無料で提供しているサービスで、登録することでGoogleマップ上に店舗情報を表示したり、口コミに返信できたりするようになる。
登録には、Googleアカウントが必要になるため、店舗用のものがない場合は、あらかじめ作成しておくとスムーズだろう。Googleアカウントの用意ができたら、Googleビジネスプロフィールのサイトを開き、「今すぐ開始」を選択。画面の指示に従い登録を行う。
また、Googleビジネスプロフィールの編集には、なりすまし防止のためのオーナー確認も必要となる。オーナー確認は、はがきで行われるケースが多く、時間を要することもあるため、注意してほしい(電話やメールなどで確認ができる場合もあり)。届いたはがきには確認コードが記載されているため、手順に従い入力すれば登録は完了だ。
飲食店が「Googleビジネスプロフィール」を集客に活用するには?
オーナー確認が完了したら、いよいよビジネスプロフィールを活用していく。では、具体的にどのようにGoogleビジネスプロフィールを活用して、集客につなげていけばいいのだろうか。
■店舗の情報を充実させていく
まず取り組みたいのが、表示される情報の充実だ。Googleビジネスプロフィールでは、営業時間や電話、ウェブサイトなどといった店舗の基本情報のほか、写真を掲載することもできる。いずれもユーザーが店舗選びの参考にするため、一度情報を登録した後も情報の更新があれば、最新のものに修正していくことが大切だ。
また、投稿機能を使い、リアルタイムな情報を発信することも可能だ。イベントや特典などの告知情報がある場合は、積極的に活用し、アピールしていくと良いだろう。
■口コミに返信してコミュニケーションを取る
Googleマップに登録されている飲食店に、口コミが投稿されているのを見たことがある方も多いだろう。Googleビジネスプロフィールに登録することで、実際に店舗を訪れたユーザーが投稿した口コミへの返信も可能になる。口コミへの返信を通じ、お客さんとコミュニケーションを取ることで、リピーターの獲得や店舗の信頼度アップにつなげることができる。
■インサイト機能を確認
Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーの検索方法などを確認できるインサイト機能もある。インサイト機能では、どのような検索で店舗のプロフィールを見つけたのか、写真の閲覧数など、Googleビジネスプロフィールにおけるユーザーの動向を把握できる。こうして得られたユーザーの傾向を分析し、自店舗のビジネスプロフィールの運営に反映させることで、集客効果が期待できる。
Googleビジネスプロフィールは、上手く活用すれば、集客アップにつなげることもできる。ただし、無料で利用できるツールとあって、利用している飲食店も少なくない。集客につなげるためには、しっかりとMEO対策をしていくことが大切だ。