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飲食店のBGM活用術。「ナッシュ音楽チャンネル」で、ユニークな空間づくり

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画像素材:PIXTA

飲食店の空間演出に欠かせないBGM。BGMは店の印象を左右する大切な存在だが、“なんとなく”音楽を流しているだけの店舗も多いのではないだろうか。BGMはその役割や効果を正しく理解し、狙いを持って運用すれば店の大きな武器になる。

ここでは、飲食店におけるBGMの役割や活用術について改めて紹介。業務用音楽の制作に長年携わってきた株式会社ナッシュスタジオの取締役制作部長・近藤学氏の話を交えながら解説していく。また、記事の後半には、同社が提供する定額制BGMアプリ「ナッシュ音楽チャンネル」の魅力もお伝えする。

BGMが飲食店にもたらす“意外”な効果

BGMの大きな役割の一つが、空間イメージの確立。飲食店では椅子やテーブル、照明などで店の個性を表現するが、店内に流れる音楽も店を形づくるための重要なファクターだ。クラシックを流して高級感を出したり、ボサノバで落ち着いた雰囲気を演出したりと、曲が持つイメージを上手く活用することで、耳からも店のイメージを印象づけることができる。

また、マスキング効果としての役割も担っている。マスキング効果とは、ある音がもう一方の音にかき消される現象のこと。BGMを流し周囲や店内の雑音を聞こえづらくすることで、客にとって居心地の良い空間を生み出すことができる。

このほか、BGMによっては客の行動に働きかける効果もある。例えば、アップテンポの曲は客の食べるスピードがアップしやすく、回転率の向上につながると考えられている。逆に、テンポの遅いBGMは客の行動を遅くするため、ゆっくりと食事を味わってもらうときなどに効果的といえるだろう。

このように飲食店運営において重要な役割を担うBGMだが、より個性を打ち出し、客の印象に残る空間を演出するためにはどのような面が大切なのだろうか。

株式会社ナッシュスタジオの取締役制作部長・近藤学氏

他店と同じBGMではつまらない

近藤氏に話を伺ったところ、「BGMは自由に場を創造できるので、どこに目を向けても、どこにポイントをおいても良いとは思います」と前置きした上で、店独自の空間イメージを作る際のポイントについて話をしてくれた。

「カフェならボサノバ、大人びたバーならジャズ、客単価の高いレストランならクラシックといった風に、BGMは店のジャンルによってある程度、定番化しています。こうした大衆的なBGMとは一線を画す“新鮮”なBGMは、個性的な空間イメージを作り出す大きな可能性があります。“その店でしか得られない新しい感覚を覚える”ことで、より独創的なイメージ作りが可能になるでしょう」

近藤氏は定番化したBGMに頼るだけではなく、“新鮮さ”を打ち出すことが大切だと語る。その一例としてこんな方法が効果的だと教えてくれた。

「最近はBluetoothスピーカーも普及していますので、アイデア次第で色んなことができると思います。例えば棚の上に置いたスピーカーから鳥の鳴き声、床に置いたスピーカーからは水の流れる音を流し、自然の中にいるかのような感覚を演出したりとか。お店をどのような空間にしたいか、そこを追求したうえで、自由奔放なBGMづくりをしてほしいですね」

画像素材:PIXTA

テレビや映画のためにつくられた業務用音楽をBGMに

店舗で音楽を流す際、当然、著作権の問題をクリアしておく必要がある。手持ちのCDはもちろん、個人利用を目的とした音楽ストリーミングサービスを活用することはできない。必然的に店舗向けの音楽サービスを活用することになるが、店に合ったBGMを追求していくとなると、音楽の選択肢が広いことが絶対条件となる。そこでおすすめなのが、近藤氏らが手掛ける「ナッシュ音楽チャンネル」だ。

「ナッシュ音楽チャンネル」は、35年以上テレビや映画などの業務用音楽を制作してきた、ナッシュスタジオが手掛ける定額制BGMアプリ。「Nash Music Library」という業務用につくられたオリジナル作品が母体のアプリで、業務用音楽ライブラリならではのユニークで幅広いBGMを自由に選ぶことができる。

「純粋に“こういうイメージにしたい”と、思うがまま自由に音楽を選ぶことができれば、自ずとユニークな店舗を演出できるようになります」と近藤氏が話す通り、店舗BGMの役割や活用法といった枠にとらわれない、店の個性を打ち出した演出が可能だ。

アプリでは、「カフェ」や「癒し」、「上品」など目的に合わせたキーワードを入力するだけで、店の雰囲気に合ったBGMを見つけることができるのも特徴。

「すべてのBGMはイメージ、ジャンル、用途などがワードで付与されていて“使う”ということに最適化されています。また、有名な曲が持つ固定化・一般化したイメージがなく、誰でも純粋に音楽作品として接することができます」

自由な単語で検索できる「キーワード検索」と、あらかじめキーワードでまとめられた「タグ検索」が可能

ちなみに「ナッシュ音楽チャンネル」は、一度、音源をダウンロードしてから利用するオフライン再生を採用していることから、インターネット環境が不安定な場所でもBGMが途切れる心配がない。初期費用を用意したり、特別な機材をそろえたりする必要もないほか、月々350円で利用できるなど、手頃な価格で簡単に店舗BGMを導入できるのも魅力だ。

ネット社会である昨今は、著作権について問題に上がることが増えているが、その点「ナッシュ音楽チャンネル」は、「すべての作品の著作権は私たちが直接管理していて、その使用に際してほかの個人や著作権管理団体の許可をもらう必要はありません」と、著作権への対応も万全だ。

著作権管理団体への手続きや出費が発生せず、曲の使用にあたるライセンス料は、すべて月額料金に含まれている。著作権保護システムなどに引っ掛かる心配もないため、BGMが流れる店内で撮影した動画をそのままSNSにアップロードすることも可能だ。

飲食店にとってBGMは、店のイメージを左右する非常に重要な存在だ。近藤氏は、「ナッシュ音楽チャンネル」を利用して“選ぶ楽しさ”を感じ取ってほしいと話す。「私たちもその多様な空間イメージづくりに応えられるよう、時には独創的でユニークなBGMづくりにチェレンジしていきたいと思っています」と語る通り、「ナッシュ音楽チャンネル」なら飲食店の様々な要望に応えてくれるだろう。

■「ナッシュ音楽チャンネル」のお申し込み・導入相談はこちらから
[提供] 音作品創作工房 株式会社ナッシュスタジオ

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『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

ライター: 『飲食店ドットコム ジャーナル』編集部

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