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【新型コロナ】飲食店の倒産件数、上半期ベースで過去最多。「居酒屋業態」が深刻か

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画像素材:PIXTA

新型コロナウイルスの感染拡大で、苦境に立たされている飲食業界。10月からGo Toイートキャンペーンが始まったものの、上半期に続いた自治体からの休業要請や時短営業要請などにより、疲弊している店舗も多い。そんな中、企業の信用調査やマーケティングなどを行う「帝国データバンク」が、2020年度上半期の飲食店の倒産動向に関する調査結果を発表した。今回はその結果を紹介していく。

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4~9月に392件の飲食店が倒産。上半期では過去最多

帝国データバンクの発表によると、2020年度上半期(4~9月)の飲食店の倒産件数は392件。上半期だけでみると過去最多の数値であり、同社はこのままの状況が続くと、2020年度の倒産件数は、通年で過去最多となっている2019年度の784件を上回る可能性があるとしている。

業態別では「酒場・ビヤホール」が最多で98件

業態別の状況をみてみると、最も多かったのが居酒屋・ビヤホール・焼き鳥店・おでん店・もつ焼き店などの「酒場・ビヤホール」。全体の25%となる98件もの店舗が倒産した。「酒場・ビヤホール」は、例年、ほかの業態と比べ倒産件数が多い業態ではあるものの、今年は新型コロナウイルスの影響で宴会や飲み会の需要が大幅に減少。自治体による時短営業要請もあり、書き入れ時となる夜の営業時間に売上を確保できなかったことなどが影響していると思われる。

続いて多かったのが、ラーメン店・カレー店・焼肉店・餃子店などの「中華・東洋料理店」で、55件の店舗が閉店を余儀なくされている。次いで、レストラン・フランス料理店・イタリア料理店などの「西洋料理店」(54件)、天ぷら店・うなぎ店・とんかつ店・沖縄料理店などの「日本料理店」(40件)が続く結果となった。

画像素材:PIXTA

負債額5,000万円未満の倒産が約8割

負債額別の内訳では「5,000万円未満」(312件)という小規模な飲食店の倒産が最も多く、全体の79.6%を占めている。次いで、「5,000万円~1億円未満」の44件、「1億円~5億円未満」の31件が続く。2015年から「5,000万円未満」の飲食店の倒産はいずれも8割を超えているが、2020年度上半期は7割台となっている。なお、50億円を超える大型企業の倒産については、2012年度以降起きていない。

新型コロナウイルス関連で発生した倒産(2020年10月12日時点)は602件で、その内86件が飲食店の倒産だ。新型コロナウイルスの影響は今後も続くとみられるが、Go Toイートキャンペーンなどの支援策を上手く活用しながら、この難局を乗り越えていってほしい。

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サトウカオル

About サトウカオル

グルメ、ライフスタイル、ITとさまざまなジャンルの執筆を経験。現在は、ポップカルチャー系のウェブサイトでグルメ関連の記事を執筆中。趣味は、料理とネットサーフィン。ネットで気になった料理を自分流にアレンジして食べるのが最近のマイブーム。