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コロナ禍で注目の新業態! “時間課金型”カフェ『BECK'S STATION LOUNGE』の戦略

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さいたま新都心駅にある時間課金型のカフェ『BECK’S STATION LOUNGE』

新型コロナウイルスの影響により、「新しい働き方」としてリモートワークが浸透している。さまざまなカフェで電源や無料Wi-Fiがあることをアピールしているほか、オンライン会議用として個室の需要もあるようだ。そういった時流に乗り、JR東日本大宮支社とJR東日本フーズ(3月31日取材時。4月1日からJR東日本クロスステーション、以下同)は2月26日、さいたま新都心駅の改札外に、時間課金型のカフェ『BECK’S STATION LOUNGE(ベックス ステーションラウンジ)』を開業した。

同カフェは、Suicaのような交通系電子マネー専用精算システムを出入口に設け、滞在時間に応じて課金するシステム。店内には、一人用コワーキング型座席など、合計26席を設置。もちろん各座席にコンセントを設け、フリーWi-Fiサービスも完備されているほか、電話ブース・喫煙ブースもあり、さまざまなニーズに対応。利用中は、ドリンクやソフトクリームがフリーサービス。焼き菓子やサンドイッチといった軽食もキャッシュレスで購入できる。

営業時間は7時~21 時、料金は20分200円(税込)、1分超過ごとに10円(税込)課金。時間課金型カフェは業態初出店だというJR東日本フーズに、開業の背景や狙いを聞いた。

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さいたま新都心駅の2019年度の1日平均乗車人員は55,782人。 2000年度と比較すると3.7倍の数字で、増加率はナンバーワン

入り口脇にある精算システム。Suicaをかざすことで入店できる

退店する時は、店内に設置された精算システムに再度SuicaなどをかざせばOK

明るく、開放感のある店内

時間制課金20分「200円」にした理由

――出店に至った経緯を教えてください。

JR東日本フーズ外食事業本部・福井さん(以下「福井さん」):出店の計画があったのは、1年以上前、新型コロナの感染拡大前からなんです。近年のライフスタイルの変化で、カフェに対して時間消費や、空間利用という需要があるのではないかと。さいたま新都心はオフィスも多く、近隣住民も増えているので、新業態を試してみようということになりました。

――時間制課金にした理由は?

福井さん:弊社のカフェ運営においては、1人あたりの滞在時間が15分~20分というデータがあります。そして、駅カフェの「ベックスコーヒーショップ」ではコーヒーや紅茶のレギュラーサイズが250円。そこで、20分あたりの料金を250円より安くしたら、お得かなと。

――20分200円、1分超過ごとに10円という料金設定ですね。ワンドリンクでもお得ですが、フリードリンクにした理由はあるのでしょうか。

福井さん:まず圧倒的にスタッフを置かなくて済む。非接触という目的もあります。お客様も色々なドリンクをたくさん飲めるし、Win-Winという関係ですね。

コーヒー、ジュースなど8種類のドリンクがセルフサービスで無料提供

ソフトクリームも人気。1人なので気兼ねなく“食べ放題”ができる

――ソフトクリームが食べ放題という点がユニークです。カラオケやネットカフェでは見かけますが……。

福井さん:正直、ソフトクリームを導入したものの、絶対そんなに出ないと思ったんです。でも、実際には「嬉しい」という声がすごく多い。クリームソーダや、コーヒーフロートなど、ドリンクと組み合わせていろんな楽しみ方をされる方もいらっしゃいます。

――ちょっとした息抜きには嬉しいですね。開業して1か月半ほどですが、どういった層のお客様が利用していますか。やはりリモートワーク目的の方が多いのでしょうか。

福井さん:もともとあった『カフェタマ』では、平日は近隣のサラリーマン、土日はスーパーアリーナのイベントのお客様利用でした。『BECK’S STATION LOUNGE』に変えてから、平日はやはりサラリーマン中心ですが、コロナでイベントがないこともあり、土日は地元のお客さまや買い物にいらっしゃる方のご休憩、ご家族連れもいらっしゃいます。

ただ、ご想像の通り、やはりリモートワークをする方が非常に増えましたね。多いのは20~30分のご利用で、急ぎでメールを一通送りたいとか、充電をしたいとか。家で仕事がしにくい、かといってホテルの部屋を借りるほどでもないという方も多いです。

サイドに仕切りもあり、集中できるワーキングスペース

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