Facebookに飲食店の「予約機能」が追加。テーブルチェックと連携

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Facebook Japanは8月26日、飲食店予約システム「TableCheck」を提供するTableCheckと連携し、「レストラン予約機能」を追加したことを発表した。
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Facebook上から飲食店の予約が可能に
「レストラン予約機能」は、TableCheckの飲食店予約システムを導入している飲食店であれば設定無料。自店のFacebookページに「席を予約する」ボタンを設置することで、予約を受け付けられるだけでなく、ユーザーに告知することもできる。また、予約はすべて自動的に「TableCheck」に取り込まれ、ほかの予約と合わせて一括管理することが可能だ。
一方のユーザーは、飲食店の検索から予約まですべてのアクションをFacebook上でできるようになった。飲食店のFacebookページに表示された「席を予約する」ボタンを押すと予約ページに移り、必要事項を入力すれば予約が完了する。
Facebook傘下のInstagramでは同機能がすでに実装されており、「TableCheck」のほか、「ぐるなび」「ヒトサラ」「TABLE REQUEST」と連携しているが、Facebookにおいては今回が初導入となる。

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飲食店の半数以上がFacebook を活用。予約機能の追加で客数への影響は?
弊社が2020年10月に飲食店.COM会員を対象に実施した「アフターコロナ時代における飲食店のテクノロジー導入状況」のアンケート調査では、「現在取り組んでいる集客施策」について、54.8%が「Facebook」と回答。「グルメサイト・アプリへの掲載(39%)」や「自社ホームページ(45.7%)」、「Googleマイビジネス(46.3%)」を上回った。また、「Instagram」は60.5%と最多回答となっており、全体的にSNSの活用率が高いことがわかった。
Facebookページ上から飲食店の予約ができるようになれば、飲食店にとってもユーザーにとってもメリットは大きいだろう。客数増加につながることも期待できそうだ。
