住宅街で坪月商25万円を売る『nope』。気鋭のシェフが勝負の地に「千歳烏山」を選んだ理由
画像を見る
最終目標は、キャリアの集大成になる高級レストラン
気鋭のシェフによる新店とあって開業時からさまざまな媒体やSNSで取り上げられた。土日は2回転、平日でも1回転半し、月9回の休業日を設けながら、8.9坪で坪月商約25万円を安定して売り上げている。
早くも人気店となった今、高木氏が見据えているのが店舗展開。すでに近隣で物件を探している最中で、スタッフも1名雇って2号店に向けた準備を進めている。次はさらにカジュアルな、客単価4,000〜5,000円の店にする予定。業態は物件次第で決めるが、点心やおかゆの専門店など、いろいろなアイデアが浮かんでいるという。
「3〜5年後には、やはり集大成になるような高級レストランを構えたい。今はその目標に向けて少しずつ積み重ねていく期間だと考えています。将来、最終目標のレストランを開業できても、もちろんこの店は自分の目が届くようにして、この場所で細く長く続けていきたいですね」
料理人としての輝かしいキャリアに加え、今後の経営も見据えて着実にステップアップを重ねようとしている高木氏。今後の展開に注目したい。
『nope(ノープ)』
住所/東京都世田谷区南烏山5-18-15 光洋ビル2F
電話番号/03-5969-9800
営業時間/12:00〜14:30(金曜・日曜のみ)、17:00〜23:30
定休日/不定休
席数/10
この記事は役に立ちましたか?
はい
いいえ
飲食店ドットコム通信のメール購読はこちらから(会員登録/無料)
飲食店ドットコム ジャーナルの新着記事をお知らせします(毎週3回配信)