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創業30周年を迎えるゼットン。集大成の新業態『渋谷舌呑』に見る、高定着率に導く採用・育成術

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第2レストランダイニング事業 事業部長の藤岡尚人氏(左)と人事部マネージャーの慎重(シン・ジャン)氏(右)

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1995年に名古屋で創業し、今年で30周年を迎えるゼットン。その集大成として渋谷・宮益坂に2024年11月オープンしたのが『渋谷舌呑(シブヤゼットン)』だ。新店での人材採用や育成には、新たに導入した取り組みが生かされているという。創業から30年の間の試行錯誤を経てたどりついた同社の採用・育成法に迫った。

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新店舗は、お客とのコミュニケーション力を最優先に採用

ゼットンの本社が入る渋谷・宮益坂のビル1階で、23年ぶりに「舌呑(ゼットン)」の名を冠して立ち上げられた『渋谷舌呑』。日本の酒場と海外のパブを融合し、和食をベースにジャンルレスな料理をラインアップするというコンセプトからも、これまでのゼットンを総括する店舗と言える。

2024年11月のオープンに際し、ゼットンでは複数の媒体で求人を行った。人事部マネージャーの慎重氏によると、特に同社の中途採用は飲食専門の求人サービス「求人飲食店ドットコム」のみにしぼっているという。慎氏は同サービスを利用する理由についてこう話す。

『求人飲食店ドットコム』はやりたいことが明確な求職者が多く、面接の際に未来を見据えた話がしやすいですね。ターゲット層の閲覧数の多さや信頼度の高さも魅力です」

特に同店は、店内全体が見渡せるオープンキッチンが特徴。ゆえにホールスタッフから料理人まで、技術面よりお客とのコミュニケーションをいかに大切にできるか、という点を重視して採用を行ったという。

目を引くキャッチーなメニューや鮮度の良い魚介を活かした料理など、多彩なラインナップ。ドリンクもビールから酎ハイ、日本酒、焼酎、ナチュラルワインと幅広い(写真提供:ゼットン)

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難波美枝

ライター: 難波美枝

ライター・エディター。プロ向けのフランス料理専門誌の編集部におよそ10年在籍した後、フリーランスに。料理雑誌やワイン専門誌、Webなどで星つきレストランからビストロ、バルまで、幅広く取材。