下北沢『where』がカフェとレストランを共存させる意味。届けたいのは「食体験の感動」
客単価アップは顧客満足度の向上。SNS時代こそ直接的なコミュニケーションを
最後に小林氏は、どんなにデジタルツールが発達しようと、営業中はお客との物理的な接点を意識的に増やす仕掛けを多くちりばめていると話してくれた。常にお客に目を配りコミュニケーションのなかで直接熱量を伝えれば、多くのお客はそれを受け止め、おすすめの品を確実に楽しんでもらえたり酒が進んだりと、より充実した食体験を届けられるからだ。
接点が増えれば自然と客単価が上がり、すなわちそれは顧客満足度の向上だとも小林氏は語った。
「それだけお客さまのハッピーが増えたという証だと思うんです。昨今はSNSへの投稿も飲食店の楽しみ方の一つになっていますが、スマホの先にいる誰かに向けて料理を食べるのではなく、今、この瞬間、自分自身で目の前の食事を楽しんでほしいし、僕はおいしさという感動でそれを伝えたい。サンドイッチでもパスタでも、一口食べて本当においしそうな顔をしてくれているのを見ると、最高に嬉しいです」
カフェとレストラン。その利用シーンや客層は異なるかもしれないが、お客の心に響く食の原体験が何より必要なことに変わりはない。「共存」と「差別化」を巧みに取り入れるカフェ/レストラン『where』がこれからどのようにさらなる開花を遂げるのか、注目だ。
『where(ウェア)』
住所/東京都世田谷区北沢3-30-28
電話/なし
営業時間/カフェ 11:00〜16:00/レストラン 17:30〜23:00最終入店
定休日/月曜、火曜日のカフェ営業
席数/20席
坪数/21坪
https://www.instagram.com/where_shimokita/






