坪月商36万円を売る祐天寺のワンオペ小皿中華『2-10』。7品3,800円のスターターが奏功
間口を広くするのをやめた。共感してくれるお客にフォーカスする経営哲学
大手外食企業で20年間、多種多様な業態のマネジメントやメニュー開発に携わり、大きな数字を動かしてきた遠藤氏。個人店として独立するにあたり、明確に変えたスタンスがある。
「多くの人を集めるために間口を広くしていくことは、この店では辞めました。それよりも、私たちが大事にしたい世界観や料理のスタイルに共感してくれるお客さまにしっかりとフォーカスして、深く届けることを最優先にしています」
半地下という一見不利に思える物件も、スモークがかかっていたガラス窓をクリアにして自然光を取り込むことで、隠れ家感のある心地よい空間へと昇華させた。内装の設計や、蒸籠にあしらわれた印象的な『2-10』のロゴマークも、地元・祐天寺近隣に住むデザイナーに依頼。あえて自分たちのターゲット層に合致する「顔の見えるプロフェッショナル」と仕事を共にすることで、地域に深く愛される関係性を構築していった。
オープンから数か月が経ち、すでにリピーターが全体の3割から4割を占めるようになった『2-10』。今後は、常連のお客に向けて「ひと揃え」のさらに先を行く完全予約制の上級プラン、おまかせプランなども検討中だという。
小箱でありながら、高い満足度と確実な収益を両立させた『2-10』の戦略は、これからの個人店経営における一つの最適解を示している。
『2-10』
住所/東京都目黒区祐天寺2-17-11 祐天寺ビルB1F
電話番号/090-4660-8211
営業時間/平日18:00~23:00(L.O. 料理22:00、ドリンク22:30)、土日15:00~22:00(L.O. 料理21:00、ドリンク21:30)
定休日/木曜・祝日
坪・席数/6.8坪・13席
https://www.instagram.com/2kara10/









