「食べログアワード2019」授賞式、吉高由里子「全部ワンスプーンで食べたい」

今年は頂点のGoldとして30店舗が選ばれた
1月23日、都内ホテルで「The Tabelog Award 2019(食べログアワード2019)」の授賞式が開催された。同アワードは、グルメサイト「食べログ」に登録されている約70万店の飲食店から、2018年の対象期間中に総合点4.00を超えた618店をノミネートして行われる。
各賞は食べログユーザーの投票により決定。本賞としてGold賞は「この国のどこにあったとしても、生涯通い続けたいお店」という位置付けで30店舗、Silver賞は「一生に一度は味わっておきたい、匠の技に出会えるお店」として121店舗、Bronze賞は「レストランを語るなら、必ず押さえておくべき名店」として467店舗が選出された。
また、今年最も飛躍した初ノミネート店TOP10に贈られる「ベストニューエントリー賞」や、時間をかけて旅をしてでも食べに行く価値がある店を選ぶ「ベストリージョナルレストラン賞」など、部門賞も表彰された。

開会宣言をする女優・吉高由里子さん
カカクコム取締役・食べログ担当の村上敦浩さんは「私たちは、お店をランク付けすることを目的としているのではなく、世の中に、素晴らしいお店がたくさんあることを知ってもらいたい、そしてお集まりいただいた皆さんがお互いを称え合って、今年の活力にしていただきたいという思いから開催しています」と賞の趣旨を説明。
アンジャッシュの渡部健さんがMCを務めたほか、食べログ初のCMに出演した女優・吉高由里子さんや、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさん、日本フェンシング協会会長の太田雄貴さん、シンガーソングライターの嘉門タツオさん、実業家で作家の本田直之さんなど、各界のグルメ著名人が登場し、授賞式を盛り上げた。

今年も司会はアンジャッシュの渡部健さん。ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんはサポーターとして会場を盛り上げた
今年新設の「ベストソムリエ賞」、最初の受賞者は?
今年新設の部門賞「ベストソムリエ賞」は、優れた知識と技術をもったソムリエに対して、ユーザーからの投票が最も多かったお店を表彰する。第1回目の受賞者に選ばれたのは西麻布『Crony (クローニー)』の小澤一貴さん。三つ星を獲得し続ける『カンテサンス』のディレクトールとして活躍した後、2016年12月に『クローニー』をオープンした。壇上に上がると、「いきなり呼ばれたので驚いています」と戸惑いながらも、喜びをにじませた。
渡部健さんに「ソムリエのやりがいは?」と聞かれると、「レストランには、料理があり、ワインがあり、サービスがあります。チームワークでやっていくというのは、僕が以前働いていた『カンテサンス』の岸田周三さんから教えていただいたことで、受賞は二人で頑張ってやってきた結果でもあると思っています。こういった賞を励みに、いいソムリエが育つことで、いいレストランが増えていくといいなと思います」と話した。
