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【新型コロナ】飲食店の衛生管理に役立つサービス集。助成金から無料ステッカーまで

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画像素材:PIXTA

衛生対策を告知できるPOP&Webページ

■【MyMDL】安全・安心を伝えられるPOP
株式会社メニューデザイン研究所が運営する、メニュー制作プラットフォーム「MyMDL」では、感染症対策を告知できるPOPをダウンロード形式で無料配布。店が行っている消毒や換気といった衛生対策を視覚的に告知することができる。

■【株式会社フードコネクション】Webページ&バナーを無償提供
飲食店の総合支援会社である株式会社フードコネクションでは、衛生対策についてお客に告知できるWebページとバナーを無償で提供している。ただし、先着30店舗限定とのことなので、注意が必要。

お客のスマホでメニューを表示

QRコードを読み込むだけで、客自身のスマホで店のメニューを閲覧できるようになるサービスも続々と登場している。不特定多数の人が触れることになる、メニューやタブレットの衛生対策として取り入れてみてはいかがだろうか。

■【QRタッチレスメニュー】メニューを撮影して申し込み
株式会社メニューデザイン研究所では、「QRタッチレスメニュー」を無料で提供。申し込みには、紙のメニューを撮影して申し込む必要がある。複数ページも1つのQRコードでまとめることが可能で、デザインプレートも使用できる。

■【USEN My Menu】無料でメニューをQRコードに変換
有線放送サービスなどで知られる株式会社USENが無料で提供しているのが、「USEN My Menu」。QRコードで簡単にメニューを表示できるようになるので、感染対策としてはもちろん、順番待ちの際にメニューを見ながら待ってもらえるというメリットもある。

■【ExMenu】感染トラッキング機能付き
株式会社AliveCastの「ExMenu」は、メニューの追加や金額の変更といった編集がパソコンやスマホで簡単にできる、無料の電子メニュー作成サービス。「感染トラッキング機能」も付いているので、お客に連絡先を登録してもらえば、万が一のときにもすぐに知らせることができる。

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訪日外国人向けの対応

■【LIVE JAPAN PERFECT GUIDE】感染予防に関する対訳集
訪日外国人向けの観光情報サービスである「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE」では、「新型コロナウイルス感染症予防対応 対訳集」を無料で提供。手洗いや体温測定、マスク着用といった、新しい生活様式に関するお願いや告知などの対訳を集めている。対応言語は、英語や韓国語、中国語(簡体字)など。

衛生対策に活用できる助成金

衛生対策を行った飲食店が利用できる助成金や補助金も登場している。今回は、国と東京都のものを紹介するが、このほかにも自治体ごとに様々な助成金や補助金がある。自分の店舗がある自治体についても調べてほしい。

■【国】「事業再開枠」を創設
「持続化補助金」と「ものづくり補助金」の採択者を対象に「事業再開支援枠」を創設。業種別ガイドラインに基づいて「消毒、マスク、清掃」「飛沫防止対策」などの感染防止対策を行った際の経費が対象。補助率は定額補助(10/10)で、補助上限は50万円。

■【東京都】新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン等に基づく対策実行支援
業界団体作成のガイドラインに沿った感染対策を行う、都内の中小企業が対象の助成金。パーテーション設置工事などにかかった「内装・設備工事費」や、サーモカメラなどを購入した「備品購入費」などの経費が助成の対象となる。助成率は対象経費の2/3以内で、限度額は50万円。ただし、内装・設備工事費を含む場合の限度額は100万円となる。

飲食業界にとって経験したことのない状況が続いているが、衛生対策に役立つサービスや情報も続々と登場している。少しでもお店に役立ちそうと感じたものは、積極的に取り入れ、ウィズコロナ時代の衛生対策に役立ててほしい。

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サトウカオル

ライター: サトウカオル

グルメ、ライフスタイル、ITとさまざまなジャンルの執筆を経験。現在は、ポップカルチャー系のウェブサイトでグルメ関連の記事を執筆中。趣味は、料理とネットサーフィン。ネットで気になった料理を自分流にアレンジして食べるのが最近のマイブーム。