東京でもGo Toイート食事券事業が26日から再開。飲食店が参加するには?

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東京都で10月26日より「Go Toイートキャンペーン」が再開、プレミアム食事券が販売されることが決まった。Go Toイートキャンペーンは2020年11月に全国で開始されたものの、東京都では新型コロナの感染拡大を受け、わずか1週間で食事券の販売を休止。約2年ぶりのキャンペーン再開とあって、外食需要の回復が期待されている。
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東京都で26日からプレミアム食事券を販売
東京都の小池知事は、大阪に続き東京でも「Go Toイートキャンペーン」を再開すると発表した。小池知事は「第8波を控えて注意すべきところは注意してほしいが、食は東京の魅力の一つでもあるため(キャンペーンを)進めていきたい」と再開の経緯を説明した。
2020年に実施された「Go toイートキャンペーン」では、購入代金の25%分が上乗せされた「プレミアム付き食事券」を販売。今回もプレミアム率は同じで、26日から販売が開始する。
大阪府ではすでに今月12日からGo Toイートを再開
東京都に先立ち、大阪府ではすでに「Go Toイート」を再開し、今月12日より食事券を予約販売している。こちらは前回のキャンペーン時よりプレミアム率がアップし、購入代金の30%分が上乗せされる。
大阪府での食事券の予約販売は3期に分けて行われ、合わせて188万セットを用意。食事券の利用期間は今年12月31日までとなる。
独自の食事券を販売する自治体も
国による「Go Toイートキャンペーン」とは別に、独自の食事券を発行している自治体も存在する。現在購入可能な都道府県は北海道、秋田県、岡山県など。そのほか、市町村単位で販売している自治体もある。
▼北海道「ほっかいどう認証店応援キャンペーン」
5,000円分の食事券を4,000円で販売(プレミアム率25%)
▼秋田県「秋田県プレミアム飲食券」
紙飲食券:5,000円分の食事券を4,000円で販売(プレミアム率25%)
電子飲食券:食事券額面を1,000円分~100,000円分まで6パターンから選択可(いずれもプレミアム率25%)
▼岡山県「おかやまプレミアム付食事券」
12,000円分の食事券を10,000円で販売(プレミアム率20%)

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東京で再開される「Go toイートキャンペーン」に参加するには?
飲食店が「Go toイートキャンペーン」に参加するには店舗登録が必要だ。業界ガイドラインに基づいた感染予防対策に取り組み、その内容を提示することで同キャンペーン事業に参加できる。
<登録店申請について>
下記キャンペーンサイト「Go toイートキャンペーンTOKYO」より登録可能。
▼「Go toイートキャンペーンTOKYO」加盟店登録について
<参加条件>
業界ガイドラインに基づいた感染予防対策に取り組み、その内容を店頭に掲示すること。必要となる感染対策は、密を避けたテーブルの配置や、徹底した換気、手指消毒用の消毒液を設置することなど。詳しくは下記リンクより。
▼農林水産省「Go toイートに参加する飲⾷店が守るべき感染症対策」(PDF)
東京と大阪という二大都市のGo toイート再開によって、この流れが全国に波及していくことも期待できる。外食業界への追い風となるこの機会を最大限に活用してほしい。
