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「中華+もんじゃ」で坪月商83万円の恵比寿『酒場けいじ』。売上25%UPした原点回帰な戦略

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『酒場けいじ』を運営する株式会社だるまてんぐの統括マネージャーの福永巧氏

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東京・恵比寿の居酒屋『炉端肉焼けいじ』が2024年4月に『酒場けいじ』としてリニューアルオープンした。もんじゃ焼きを名物メニューに掲げた中華酒場というユニークな業態にチャレンジしているが、リニューアルによって売上は25%アップ。12坪31席の店舗規模で月商1,000万円を弾き出す大ヒットを飛ばしている。

株式会社だるまてんぐの統括マネージャー・福永巧氏に、業態転換の理由とメニュー戦略の狙いについてうかがった。

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JR恵比寿駅西口至近の繁華街にある3階建てのビルに入居

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リニューアルによって坪月商66万円がさらに83万円にアップ

中華料理、もんじゃ焼き、炉端肉焼を3本柱にした異色のメニューコンセプトを打ち出している東京・恵比寿の話題店が『酒場けいじ』だ。

『酒場けいじ』を運営するのは株式会社だるまてんぐ。同社は東京都内にアルコール業態6店を展開しているが、焼鳥をコースで提供する芝大門の『焼鳥ふくなが』、タイ焼鍋のムーガタとタイもんじゃを2大名物メニューに打ち出した恵比寿の『タイ屋台 ラオラオ』、「アメリカから見た日本の遊郭」というユニークな内外装テーマを取り入れた恵比寿の『酒と焼肉ニュートミー』など独自性の高い業態ばかりを手がけている。

敷地面積はわずか4坪。1階はカウンター5席、2、3階はそれぞれのフロアに12席の長テーブル1卓を設置している

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『酒場けいじ』は2018年10月にオープンした『炉端肉焼けいじ』が前身業態。フードメニューと外装をリニューアルして2024年4月に営業をリスタートした。敷地面積4坪の3フロアで構成された店の規模は12坪31席。『炉端肉焼けいじ』でも月商800万円と売上は好調だったが、リニューアルによってさらに売上を25%アップし、月商1,000万円、坪当たり月商で83万円を叩き出している。

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栗田利之

ライター: 栗田利之

フリーランスの記者として、15年以上にわたって外食経営誌の記事を執筆。大手、中堅の外食企業や話題の繁盛店などを取材してきた。埼玉県下を中心に店舗網を拡げている「ぎょうざの満洲」が贔屓の外食チェーン。