飲食店の退店時「ごちそうさま」を伝えるのは行儀が悪い? 店側のホンネは?
質問投稿サイトに投稿された、「ごちそうさまでしたと厨房に向かって大きめの声でいうのは行儀が悪い気がする」という質問がSNSで話題だ。芸能人なども話題にするこの質問に対して、SNSでどのような声があがっているのかを紹介する。
>>飲食店“専門”の求人サイトだから即戦力が見つかる。社員とアルバイトまとめて19,800円で掲載可!
「ごちそうさまでした」には肯定的な意見が多い
数年前に質問投稿サイトに投稿された質問について、SNSで議論となっている。ラーメン店で20代くらいの女性が厨房に向かって「ごちそうさまでした」と大きめの声で伝えたことについて、質問者は「行儀が悪い気がします」と投稿。
この話題について、ある芸能人は「料理を作ってもらって感謝を述べるのは当たり前」「恥ずかしいからやめたほうがいいっていう感覚がわからない」といった意見を述べており、「ごちそうさまでした」と言うことに対してはおおむね肯定的な様子だ。大きな声で伝えることに対しては「とんでもない大声で言った可能性はあるけど」としながらも、それを恥ずかしいと思うことについては否定的だった。
SNSでは、ごく一部、投稿者に肯定的な意見もあるが、ほとんどが「ごちそうさまでした」と伝えることは問題ない、「ごちそうさまでした」と伝えるのは当然という意見のようだ。
飲食店で働く人の意見は?
飲食業に関わる人の意見として、SNSでは次のような投稿が見られた。
「宿泊・飲食業に関わっている個人の意見としては『ごちそうさま』はうれしい。もちろん声の大きさや静かな雰囲気の店内など条件は異なるので、一般論として」
「飲食店で働いてたとき、『ごちそうさま』がうれしかった」
「店員側は言われて嫌な気持ちになる人なんていないと思う、むしろ気持ち良い。『ありがとうございます』が言えるなら、ラーメン店に限らず絶対言った方が良いと思う」
適切な声の大きさなどは状況によって異なるかもしれないが、お客側も飲食店側も、おおむね「ごちそうさまでした」と伝えることについては肯定的な見方をする人が多いようだ。お互い気持ちよくコミュニケーションできるよう、飲食業従事者は「ごちそうさま」の声が励みになることをもっとアピールしてもいいのかもしれない。
