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東京進出でも月商1,300万円。ニュータイプ大衆酒場『フレンチマン』、三拍子揃う料理で快進撃!

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有限会社らくちんエリアマネージャーの石坂日和歌氏

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ニュータイプの大衆酒場として、坪月商65万円超えの大繁盛店を次々と生み出し続けているのが『大衆酒場 フレンチマン』だ。

2020年10月に1号店をJR新大阪駅の駅ナカ施設内にオープンしてから、4年間で店数を8店に伸長。2022年1月には東京進出も果たしており、最新店の渋谷サクラステージ店では20坪35席の規模で月商1,300万円を弾き出すなど、その快進撃は止まらない。

フランス料理と大衆酒場の融合というユニークなコンセプトがどのように生まれたのか、大ヒットのポイントは何か。『大衆酒場 フレンチマン』を運営する有限会社らくちん代表の渡辺哲也氏とエリアマネージャーの石坂日和歌氏にうかがった。

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JR新大阪駅構内に入居する『大衆酒場 フレンチマン』の1号店。新幹線の出発を待つお客が手軽に寄れるスタイルを打ち出したことが大ヒットにつながった(画像提供:らくちん)

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売上トップは坪月商110万円。大阪、兵庫で大繁盛店を連発

大阪府と兵庫県で大繁盛店を次々と生み出し続けている注目の大衆酒場が『大衆酒場 フレンチマン』だ。

1号店のオープンはコロナ禍の真っただ中にあった2020年10月。JR新大阪駅構内にオープンした1号店は7坪16席の小型店でありながら、月商650万円を売り上げる大ヒットを飛ばした。現在、大阪府と兵庫県には6店を展開しており、平均坪月商は68.3万円。大阪・梅田にある大阪駅前第三ビル店に至っては10坪19席の規模で月商1,100万円、坪月商が110万円という桁違いの売上を叩き出している。

2022年1月には東京進出も果たした。虎ノ門の飲食店集合施設「小虎小路」に入居する東京1号店を軌道に乗せるのにやや手こずったものの、2024年10月、渋谷の大規模複合施設「渋谷サクラステージ」内にオープンした最新店の滑り出しは順調。20坪30席の規模で11月には月商1,300万円を弾き出した。

東京1号店の小虎小路店は施設全体の集客が苦戦しているため、営業を軌道に乗せるまでにやや時間がかかった

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栗田利之

ライター: 栗田利之

フリーランスの記者として、15年以上にわたって外食経営誌の記事を執筆。大手、中堅の外食企業や話題の繁盛店などを取材してきた。埼玉県下を中心に店舗網を拡げている「ぎょうざの満洲」が贔屓の外食チェーン。