飲食店ドットコムのサービス

渋谷『かっぱ松濤』、月商1,000万円を達成! タトゥー×創作和食の“ギャップ戦略”が奏功

LINEで送る
Pocket
follow us in feedly

ドリンク類では日本酒が人気。3か月に1回ラインアップを変えている

画像を見る

「タトゥーOK」で入店志望者が続々! 自由な雰囲気が採用にも貢献

『かっぱ松濤』で、特に気にしているのが接客だと熊野氏は語る。その言葉通り、口コミでは「丁寧な対応」「居心地が良い」という評価が目立つ。熊野氏は接客のポイントのひとつに“笑顔”を挙げており、見た目の“インパクトの強さ”とのギャップもプラスに働いているようだ。

「スタッフの“笑顔”は意識しています。見た目が怖い分、優しい面が見えるとギャップでより良い印象を与えられると思うので、ちょっとした笑顔は忘れないように。あとは普通の飲食店と一緒で、こまめにお皿を変えるとか、当たり前のことを当たり前にすることを大事にしています」

店内は“和”を意識した装飾品が至るところに飾られている

画像を見る

スタッフの「タトゥーOK」という自由な雰囲気は、思わぬ効果をもたらした。同店では前述のようにスタッフが賄いを作る姿などをSNSで発信しているが、それが注目を集め、採用面で求職者が後を絶たない。

「SNSで発信する際は、仕込みや賄いの風景など『日常を見せる』ことを意識しています。単純に『こういう見た目の人たちがちゃんとしていたら、面白いんじゃないかな』と。そうしたら、だんだんタトゥーが入っている子たちが集まってきて(笑)。今いるスタッフのほとんどはSNSを見て、DMで『自分もやりたい』と入ってくれた子たちです」

現在もスタッフ志望の若者から「働きたい」というメッセージが送られてくるといい、多くの店を悩ませている人材不足の問題とは無縁の状態にある。中には「ここで働くために、上京してきます」という熱い志望者もいるという。稼働するスタッフの数は限られているため、ほとんどは断っているが、今後、現在のスタッフの教育がひと段落したのち、新たなスタッフの受け入れを検討していく考えだ。

「『料理をやりたい』という人が多いんですけど、今のスタッフたちもまだ勉強中ですし、キッチンが勉強したいスタッフであふれてしまうので(笑)。僕自身も勉強しないといけませんし。今いるスタッフたちにちゃんと全部教えてから、新しい人を入れていこうと考えています」

タトゥーや喫煙オーケーという自由な雰囲気とこだわりの創作和食という、独特のコンセプトで確固たるポジションを獲得した『かっぱ松濤』。渋谷の飲食店の新しいスタイルとして今後も注目を集めそうだ。

ガラス張りのスタイリッシュな外観。店は渋谷駅から徒歩7分の落ち着いた松濤エリアに位置する

画像を見る

『恋文酒場 かっぱ松濤』
住所/東京都渋谷区松濤1-1-3 ジョワレ松涛1F
電話番号/03-5453-2010
営業時間/月~土17:00~4:00、日17:00~23:00
定休日/無休
席数/70
https://www.instagram.com/cappasyouto/

この記事は役に立ちましたか?
はい いいえ

Pocket
follow us in feedly
飲食店ドットコム通信のメール購読はこちらから(会員登録/無料)
飲食店ドットコム ジャーナルの新着記事をお知らせします(毎週3回配信)
河鰭悠太郎

ライター: 河鰭悠太郎

食とエンタメのフリーライター。業界紙、一般情報誌、エンタメニュース編集部などを経て2017年に独立。現在はフリーランスとして取材、執筆、撮影、校正まで手掛ける。ラーメン取材の経験が豊富で、現在も定期的にラーメン店の仕込みを取材。ラーメンとタイ料理好き。趣味はラーメン作りとムエタイ。