渋谷『かっぱ松濤』、月商1,000万円を達成! タトゥー×創作和食の“ギャップ戦略”が奏功
「タトゥーOK」で入店志望者が続々! 自由な雰囲気が採用にも貢献
『かっぱ松濤』で、特に気にしているのが接客だと熊野氏は語る。その言葉通り、口コミでは「丁寧な対応」「居心地が良い」という評価が目立つ。熊野氏は接客のポイントのひとつに“笑顔”を挙げており、見た目の“インパクトの強さ”とのギャップもプラスに働いているようだ。
「スタッフの“笑顔”は意識しています。見た目が怖い分、優しい面が見えるとギャップでより良い印象を与えられると思うので、ちょっとした笑顔は忘れないように。あとは普通の飲食店と一緒で、こまめにお皿を変えるとか、当たり前のことを当たり前にすることを大事にしています」
スタッフの「タトゥーOK」という自由な雰囲気は、思わぬ効果をもたらした。同店では前述のようにスタッフが賄いを作る姿などをSNSで発信しているが、それが注目を集め、採用面で求職者が後を絶たない。
「SNSで発信する際は、仕込みや賄いの風景など『日常を見せる』ことを意識しています。単純に『こういう見た目の人たちがちゃんとしていたら、面白いんじゃないかな』と。そうしたら、だんだんタトゥーが入っている子たちが集まってきて(笑)。今いるスタッフのほとんどはSNSを見て、DMで『自分もやりたい』と入ってくれた子たちです」
現在もスタッフ志望の若者から「働きたい」というメッセージが送られてくるといい、多くの店を悩ませている人材不足の問題とは無縁の状態にある。中には「ここで働くために、上京してきます」という熱い志望者もいるという。稼働するスタッフの数は限られているため、ほとんどは断っているが、今後、現在のスタッフの教育がひと段落したのち、新たなスタッフの受け入れを検討していく考えだ。
「『料理をやりたい』という人が多いんですけど、今のスタッフたちもまだ勉強中ですし、キッチンが勉強したいスタッフであふれてしまうので(笑)。僕自身も勉強しないといけませんし。今いるスタッフたちにちゃんと全部教えてから、新しい人を入れていこうと考えています」
タトゥーや喫煙オーケーという自由な雰囲気とこだわりの創作和食という、独特のコンセプトで確固たるポジションを獲得した『かっぱ松濤』。渋谷の飲食店の新しいスタイルとして今後も注目を集めそうだ。
『恋文酒場 かっぱ松濤』
住所/東京都渋谷区松濤1-1-3 ジョワレ松涛1F
電話番号/03-5453-2010
営業時間/月~土17:00~4:00、日17:00~23:00
定休日/無休
席数/70
https://www.instagram.com/cappasyouto/












