グループ年商80億円! DREAM ON人事部長に聞く、 面接は「即戦力より人間力」を見る理由
居酒屋DRAシリーズやベーカリーカフェ『flour+water』など、次々とヒット業態を生み出している株式会社DREAM ON。SNS総フォロワー30万人、2025年度実績でグループ売上高80億円、1,200名の従業員を抱えながら、新卒定着率は約9割という驚異的な数字を誇る。
緻密な業態づくりも見事であるが、これほどの快進撃を続けられる裏には、やはり現場で働く「人」の力が欠かせない。では、数々の繁盛店を手掛ける同社は、実際の採用現場でどのような人材を求め、そしてどのようにスタッフを育て上げているのだろうか?
人事部長でありながら自らも子会社の代表を務める鵜飼希美氏に、大企業の人事が見ている「本音の採用基準」とチーム作りの裏側を聞いた。
上場ではなく「30人の社長」を生み出す道へ。急成長の裏にある決断
東京、愛知を中心に多様な業態を展開し、売上高は2025年度の80億円から、2027年度には100億円を目指すという、驚異のスピードで成長を続けるDREAM ON。かつては「居酒屋甲子園」で2度の日本一に輝き、それを機に株式上場を目指していた時期もあった。しかし現在、その道から明確に降りているという。
「目標だった日本一を達成したので次は上場を狙おう、という考えだったのですが、それで社員が幸せになる未来があまり見えなかったんです。お金という部分を重視すると、自分たちらしさが出せない厳しさもありました。DREAM ONらしさをこれからも大事に自由にしていきたいという部分で、今は『社内で30人の社長を作る』という目標に切り替えてやっている感じです」
現在、すでに社内から7人の社長が誕生しており、彼らはそれぞれ独自の業態を率いているという。業態の成功とともに分社化し社長の座を掴めるのであれば、スタッフとしてもモチベーションは上がるだろう。






