『もつ焼でん』おじさん集まる店で月商1100万円。内田克彦氏の「半永久的に繁盛する」店づくり
右から、レバ、カシラ、ハラミ、シロ、脂網レバ。右に添えられているのはすり下ろした紅ショウガと味噌をあえたもの
ハワイ出店、地方創生……、もつ焼きの力は果てしない
コロナ禍の緊急事態宣言中は自粛要請に従い、店内営業を休業。従業員の串打ちと焼き方のスキルアップの時間に充てた。また、店頭で格安のテイクアウト販売をするなどして、顧客層の拡大を試みた。
黒胡椒レモンそば。サイドメニューも酒が進むラインナップだ
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『もつ焼 でん』のハワイ出店も動き出している。内田氏は3月にハワイを訪れ、趣味のジョギングで現地を巡りながら具体的な計画に移していく予定だ。さらにもう一つ。コロナ禍が落ち着いた後、内田氏は「地方創生 もつ焼き出店計画」を本格的に進めていくという。日本全国に205か所ある食肉市場を拠点として、地方に増加する「シャッター街」に出店することで年間80億円以上の売上と1,200人以上の雇用を創出するというもの。「内装の基本三原則」を始め、これまで培ってきたもつ焼きのノウハウを惜しげもなく活かした壮大な計画だ。
「おじさんの集まる店は半永久的に繁盛する」という内田氏の確信は、『ウッチャン』『もつ焼 でん』と続けて繁盛したことで真理となった。「地方創生 もつ焼き出店計画」によっておじさんが集まる繁盛店が全国に現れたら……。スケールアップした「もつ焼き伝説・第二章」は、すでに動き出している。
『もつ焼 でん 水道橋店』
住所／東京都千代田区三崎町2-12-7 静山ビル1F
電話番号／03-6674-1321
営業時間／16:00〜23:00、土日祝13:30〜売切次第終了
席数／40
公式サイト
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