ラーメン店の店主が薬の空シート放置に「X」で注意喚起。「こういう人には来てほしくない」
茨城県水戸市にある『中華そば いっけんめ』の店主が、店に薬の空シートを放置していったお客がいたことに対して、X(旧Twitter)で「こういう人には来てほしくない」と発信。種類によっては触れると危険な薬もあるため、注意喚起の意味で発信したという。今回は、店主が発信した内容とそれに対するXでの声を紹介する。
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触れると危険な薬の可能性も。注意喚起の発信
『中華そば いっけんめ』の店主がXで発信したのは、8月18日のこと。同店では以前から食卓や食器に薬の空シートを放置されることがあったそうで、今回改めて、注意喚起の意味で発信したという。
放置された薬の空シートを片付ける際、店員は薬の成分に触れる可能性があるが、薬の中には素手で触れると危険なものもある。放置されたものが何の薬の空シートなのか、調べて片付けるわけにもいかず、店主は「持ち込んだものは持ち帰ってほしい」「(放置するのであればせめて)ティッシュや紙ナプキンなどに包んで」と訴えた。
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「これはひどい」と賛同のコメントが多数。一部で煽るようなコメントも
この発信に対して、店主に対する多くの賛同コメントが寄せられた。特に「私も食事をとった飲食店で薬を飲むことが時々ありますが、このゴミの置いていき方は酷いと思います」「自分も薬飲んじゃう時あるけど、ティッシュに包みます。だけどこれはちょっと酷いな」といった、客側のマナー意識の低さを指摘するコメントが多くあがった。
一方で、「何がダメなん!? 食後に薬飲むなと!?」「え? いいだろ。こういうのを処理するのが飲食の仕事でしょ?」といったコメントもごく一部ではあるが見られた。こうした流れを想定して店主は、「間違って欲しくないのは薬を飲むのがダメではなく、こういった捨て方、置いて行き方は非常識だと言う事です」と付け加えている。あくまで「他人がどのように扱って良いかわからないゴミを無配慮に放置する行為」について言及した格好だ。
そんな中、「飲食店のマネージャーをしていましたが、これくらい何とも思った事ありませんでした……。よくよく考えたら少し嫌かもしれない」「飲食勤務ですが、これくらいなら気にしないかな。普通に捨てます」など、「知らなかった」「気にしたことがなかった」という声もちらほら。
今年4月には別のラーメン店が、食べ終わった後の食器に使用済みのティッシュが捨てられていたことに対して「共有物なのでやめていただきたいです」とツイートしたことも議論を呼んだが、今回も(やや特殊なゴミであることを除けば)同様のケースとなる。外食における“食事後のマナー”については今後も考えていく必要がありそうだ。
