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飲食店の年末繁忙期に向けた準備状況を調査。忘年会シーズンの売上アップに!

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画像素材:PIXTA

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忘年会シーズンの12月。繁忙期にしっかり売上を確保するために、独自に対策する飲食店は多い。株式会社シンクロ・フードでは、「2024年の飲食店の年末繁忙期に向けた準備状況」を調査。忘年会シーズンの売上アップの対策を知りたい飲食店関係者はぜひ参考にしてほしい。

■調査概要
調査対象:飲食店ドットコム会員(飲食店経営者・運営者)
回答数:316
調査期間:2024年10月3日~2024年10月15日
調査方法:インターネット調査
※詳しい調査結果はこちら

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大人数だけでなく、2~4名の少人数コースプラン作成にも注力

12月の繁忙期に向けてどのような準備を行っているか(もしくは行う予定か)を質問したところ、「年末特別メニュー・コースプランの用意」が44.3%で最も多かった。以降は「グルメサイトやSNSでの集客」37.0%、「スタッフの補充(正社員・アルバイト)」31.3%と続いた。少数ではあるが、「感染予防対策の強化」6.0%、「ノーショウ対策」5.4%といった回答もあり、集客のための取り組みと同時にリスク管理にも努める店舗があることが分かった。

引用:株式会社シンクロ・フード

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続いて、上記質問で「年末特別メニュー・コースプランの用意」と回答した店舗に、準備する予定の年末用メニュー・コースについて質問。上位は、「2~4名用コースプラン」58.6%、「5名以上用コースプラン」45.7%という結果に。大人数が集まる仕事での宴会だけでなく、少人数で楽しむプライベートの集まりにも対応しやすいように準備を進めていることがうかがえる。

引用:株式会社シンクロ・フード

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高級食材、特別感あるメニューで差別化狙う

年末の特別メニューやコースプランなどで使用を検討しているこだわりの食材、また目玉となるメニューについては自由回答で質問したところ、「高級食材を含む肉や海鮮」が52.1%で半数を超えた。その他、「鍋料理」15.7%、「季節のイベントを意識したメニュー」11.6%と続く。具体的に集まった回答は次のとおり。

■高級食材を含む肉や海鮮(52.1%)
・四国のブランド豚や鶏を使用したオードブルで単価アップを狙う(和歌山県/カフェ/1店舗)
・白トリュフ、カニ(東京都/イタリア料理/1店舗)

■鍋料理(15.7%)
・ブリしゃぶ鍋(神奈川県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)
・変わり種のおでん(大阪府/イタリア料理/1店舗)

■季節のイベントを意識したメニュー(11.6%)
・和牛を使ったクリスマスディナー(東京都/バー/1店舗)
・年越しそばメニュー(奈良県/居酒屋・ダイニングバー/1店舗)

アルコールドリンクやソフトドリンクについても同様に質問。「高単価または希少性の高いアルコールドリンク」と、シャンパンやスパークリングワインなどの「パーティー感のあるアルコールドリンク」がいずれも23.9%という結果に。一方で、近年市場が拡大する「ノンアルコールドリンク」は、6.5%に留まった。

年末の催しや店舗の工夫についての告知方法は? 7割がインスタの告知効果に期待

年末の催しや店舗の工夫についての告知方法についても複数回答で質問したところ、「Instagram」が68.4%で他を引き離した。2位以下は「グルメサイト(37.0%)」、「Facebook(34.2%)」、「Googleマイビジネス(32.0%)」となっており、SNSを活用して効率的に告知を行っている店舗が多いと考えられる。

引用:株式会社シンクロ・フード

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売上拡大が見込める年末の繁忙期は目の前に迫っている。年間売り上げに大きく影響するこの時期を万全の準備で迎えよう。

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岩﨑美帆

ライター: 岩﨑美帆

1982年生まれ。NPO活動に没頭した 大学時代、塾講師、広告営業を経て、フリーライターに。食・健康・医療など生と死を結ぶ一本線上にある分野に強い関心がある。紙媒体、Web媒体、書籍原稿などの執筆の他、さまざまな媒体の企画・構成の実績がある。好きな言葉は「Chase the Chance!」