『渋谷きときと』の新業態『渋谷ぴーくる』始動。「8坪」を最大限に活かした体験価値とは?
既存店とは異なる店舗展開は、“人財”開発を促すスキーム
現在は遅い時間の立ち飲み客が多いというが、今後はより料理を多く楽しんでもらえる仕掛けを強化すべく、目下、思案中だ。以前『きときと』を取材した際には、戦略的にSNSマーケティングを行っていたが、今回『ぴーくる』ではまだ一切の施策を打っていないと横手氏は語った。アナログで何ができるのかという実証実験も含め、最善の選択肢とタイミングを探っているのだという。
「スタッフみんなを信頼しているので、まずはいろんな挑戦をしてほしい。この3年間で築いた『きときと』という強い基盤があるからこそ今、それができる環境にあると思っています。そもそも、リスクとコストを取ってでも既存店と異なる業態・規模の店舗での出店を決めたのも、スタッフの活躍の場やキャリアを広げるため。お客さまの声もいろいろ聞きながら、渋谷になくてはならない店に育てていきたいですね」(横手氏)
『きときと』という確かな成功事例を持ちながら、まったく新しい一歩を踏み出した『渋谷ぴーくる』。今後、渋谷でどんなポジションを築き上げていくのか注目だ。
『渋谷ぴーくる』
住所/東京都渋谷区円山町5-18 道玄坂スクエアビル1F
電話番号/ 03-6416-1271
営業時間/ 17:00〜26:00
定休日/不定休
坪数・席数/8坪・10席+立ち飲み(6〜10)
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