坪月商30万円を売る駒場東大前『菱田屋酒場』。老舗定食屋を継いだ５代目店主の挑戦
麻婆春雨880円（税込）。風味豊かな沙茶醤（サーチャージャン）などを使う『文琳』仕込みの味が後を引く
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駒場東大前を飲食で盛り上げたい
『菱田屋』、そして『菱田屋酒場』の店主として2店舗を経営する菱田氏。今後の展望はどのように考えているのか。
「実は若い頃に寿司屋で2年ほど働いてから『文琳』に就職したのですが、そのリベンジじゃないですけど駒場で寿司屋をやるのも面白いんじゃないかと思っています。豊洲との関係性はできているので美味い魚を仕入れつつ、値段は3000円程度でちょこっと飲める。安くて美味い寿司屋をやってみたいですね。
あとはずっと中華料理をやっていたので、深夜も営業する町中華もやりたいなと考えています。駒場ってとにかく飲食店が少ないので、『菱田屋』と『菱田屋酒場』を含めてもっと駒場に人を集められるように、飲食業で活性化できればと思っています」
駒場東大前は学生が多いとはいえ、決して人の流れが多いエリアではない。しかし、『菱田屋酒場』は顧客のニーズに応え、真心こめた料理を提供することで評判を呼び、しっかりと売上を上げている。地元民に愛されることで評判が広まり、わざわざ足を運ぶ客も増やした好例だといえるだろう。老舗の精神を受け継ぎながら挑戦を止めない、『菱田屋』の今後の展開に期待したい。
『菱田屋酒場』
住所／東京都目黒区駒場1-11-12
電話番号／050-3743-7433
営業時間／11:30～14:00、17:00～22:00
定休日／日曜・祝日
席数／19（テーブル14・スタンド5）
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