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下北沢で坪月商50万円超の居酒屋『啼寅東京』。異業種出身オーナー率いる「新時代のもつ焼き店」

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脂ののった馬肉を丁寧に挽いた「生つくね」1,280円(写真提供:啼寅東京)

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慣れ親しんだ下北沢で、異なるコンセプトのもつ焼き店を展開したい

下北沢を拠点に店舗展開も視野に入れているという大江氏。まとめて仕込みができる利点に加え、同じ下北沢でも鎌倉通りに面した西口方面や茶沢通りなど、エリアによって街の雰囲気も客層も違っており、これまで同店に足を運んだことがない層にも自慢のもつ焼きを楽しんでもらいたいと語る。

「そのためにはまず、人材の強化に力を入れなくては。次に店を出すなら、まずは焼きの技術と接客ノウハウが身に付けられるような、立ち飲みなど小さな店からと考えています。将来的には、コース料理でもつ焼きを楽しませるような、ワンランク上の店にも挑戦してみたいですね」

今や焼き鳥業態が昔ながらの大衆的な店と、ミシュラン・ビブグルマンに掲載される高級店とで二分化されているように、もつ焼き業態にも高級業態があってもいいのでは、と大江氏は考える。

「といっても、自分が狙っているのは、大衆酒場と高級店の中間に位置する店。手頃な価格でありながら、落ち着いた雰囲気で、おいしいもつ焼きを楽しんでもらえるような店が作れたら」

『啼寅東京』が展開する、新時代のもつ焼き店に期待したい。

『啼寅東京』
住所/東京都世田谷区代沢5-29-9 ナイスビル1F
電話番号/03-6453-2956
営業時間/平日17:00~23:00(料理L.O.22:00)、土日16:00~23:00(料理L.O.22:00)
店休日/木曜
席・席数/8.6坪・22席(カウンター9席、テーブル4卓)
https://tetora-tokyo.com/
https://www.instagram.com/kensuke_oe

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河西みのり

ライター: 河西みのり

フリーランスで活動するライター&インタビュアー。現在はソーシャルメディアや業界紙など多岐に渡り執筆。飲食店取材からレシピ本の編集、お取り寄せカタログのコピーまで“食”にまつわる分野を得意とする。