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月商700万円『酒場アカボシ』が2号店を開業。三軒茶屋で挑む「長く愛される店づくり」

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中央が株式会社plow代表の久我耕輔氏。新店は『酒場アカボシ』で経験を積んだ若手スタッフの挑戦の場でもあるという

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16坪月商700万円を売り上げる千歳烏山の人気酒場『酒場アカボシ』をはじめ、2023年2月には渋谷に現代風酒場『タートル』をオープンさせると、たちまち21.6坪で月商1,000万円を売り上げる人気店へと成長させた株式会社plow。同社が2023年12月19日、『酒場アカボシ』の2号店となる『赤星』を三軒茶屋にオープンさせた。

千歳烏山、渋谷を経て三軒茶屋という居酒屋激戦区にこのタイミングで出店した経緯や、三軒茶屋という街で居酒屋を営む上で工夫した点、今後の展望などを代表の久我耕輔氏に伺った。

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店名は「赤星」の名で日本一長く親しまれているビールから着想を得ており、店頭は漢字、グラスのデザインなどは親しみやすいカタカナ表記にしてある

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渋谷『タートル』も21.6坪で月商1,000万円と好調のplow

1981年に東京都で生まれ、19歳で知人の誘いを受けエイジアキッチンの渋谷『巖』のオープニングスタッフとしてアルバイトで働き始めた久我氏。その後、正社員となり『ウダガワ 成ル』、三軒茶屋の『三茶氣』でも経験を積み、最終的には『巖』で店長を3年務め、2014 年に独立し1店舗目となる『我ー喰う』(現在閉業)を千歳烏山にオープンした。

2018年には同じく千歳烏山に大衆酒場をコンセプトとした『酒場アカボシ』を出店。あえて作り込み過ぎず、肩肘張らずに誰もがくつろげるお店を目指した結果、こちらも地元客にヒット。深夜3時まで営業しており回転数も高いことから、16坪(着席28席、立ち飲み4〜5席)で月商700万円程度を維持している。

その後2023年2月に念願だった渋谷に『酒場アカボシ』の姉妹店となる『タートル』をオープン。当初目標月商としていた1,000万円を達成するなど、好調な滑り出しを見せている。

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中森りほ

ライター: 中森りほ

グルメ系ウェブメディアの編集・ライターを経てフリーライターに。フードアナリストの資格を持ち、現在マガジンハウス『Hanako.tokyo』や徳間書店『食楽web』、ぐるなび『dressing』、日経『大人のレストランガイド』などで飲食店取材記事や食のエッセイを執筆中。