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坪月商60万円の三軒茶屋『三茶呑場マルコ』。10年続く好調の理由に「人」重視の店づくり

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株式会社2TAPS代表取締役の河内亮氏(前列左)と『三茶呑場マルコ』のスタッフの皆さん

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2014年に開業して以降、10年経った現在も激戦区・三軒茶屋で人気店の一つに数えられる『三茶呑場マルコ』。同じ三軒茶屋で系列店を3店舗、さらに2022年に下北沢、2024年には虎ノ門に進出し、今年は世田谷にも新業態を出店する予定だ。

運営する株式会社2TAPSでは相次ぐ出店に応じ、『求人飲食店ドットコム』を活用したさらなる人材の採用を予定するとともに、既存スタッフの育成にもあらためて注力していくという。代表取締役の河内亮氏に、創業10年を経て考える人材の採用や育成観について聞いた。

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お客の声を落とし込み、三軒茶屋を代表する人気店に

元々アパレル業界で働いていた河内氏。もっと接客の現場で働きたいという思いから、都内に居酒屋やビストロを展開するフーズサプライサービス株式会社に入社し飲食業界へ転身。2014年に独立して三軒茶屋で『三茶呑場マルコ』を立ち上げた。その後は2017年に『ニューマルコ』、2018年に『コマル』、2020年に『食堂かど。』とコンスタントに近隣で店舗展開。また、2022年には下北沢で『下北六角』、2024年には虎ノ門ヒルズに『虎ノ門 楽㐂』と、ここ数年は三軒茶屋を飛び出して出店している。

そんな中、1号店の『三茶呑場マルコ』は2021年に18坪に増床。20席だった席数が32席となり、昨年には開業10周年を迎えた。現在も坪月商60万円と快進撃を続けている。河内氏は「この街に合った店を創りたくて、スタッフとともにお客さまのさまざまな声をヒアリングしながら店づくりに落とし込んできました」と語る。

北海道産の長芋と芽ねぎを巻いた「牛タンの長芋巻き〜卵黄ソース〜」(1,500円)。野菜や魚などは産直が中心になる(写真提供:『三茶呑場マルコ』)

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難波美枝

ライター: 難波美枝

ライター・エディター。プロ向けのフランス料理専門誌の編集部におよそ10年在籍した後、フリーランスに。料理雑誌やワイン専門誌、Webなどで星つきレストランからビストロ、バルまで、幅広く取材。