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飲食店のドタキャン空席を埋める「ごひいき予約」スタート。ダイナース、LINE、ポケコンが提携

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Photo by iStock.com/MangoStar_Studio

飲食店の抱える大きな問題となっている予約の直前キャンセル。特に、何の連絡もない「無断キャンセル」は人件費や食材のロスにつながり、飲食店経営に深刻な打撃を与えかねない。現在飲食店の年間予約件数は約160万件、そのうち無断キャンセルは約1万件にものぼると言われている。さらに予約キャンセルによる年間推定損失額は飲食業界全体で750~2000億円(ダイナースクラブ算出)とも言われているので衝撃だ。

飲食店の空席をLINE公式アカウントで告知

相次ぐ飲食店の直前キャンセルに対して、新たな取り組みを発表したのが三井住友トラストクラブが運営する「ダイナースクラブ」だ。

まず直前キャンセルによって生じた飲食店の空席を、ダイナースクラブが買い取る。そしてダイナースクラブのLINE公式アカウントを通じて、クラブ会員らにリアルタイムで告知。告知を受け取ったクラブ会員は、高級飲食店の予約・決済サイト「ポケットコンシェルジュ」を利用して予約と決済ができるというシステムだ。

「ごひいき予約」の仕組み

クラブ会員と飲食店、双方へメリットが

飲食店にとっては、キャンセルによって発生する人件費や食材のロスをカバーできるのはありがたい。もし再販が成立しない場合でも、ダイナースクラブが空席を買い取ってくれるため損失は減少する。

また、クラブ会員にとっては、普段はなかなか予約がとれない人気店の空席情報をリアルタイムでゲットできるというメリットがある。一定の資産保有者や富裕層が多いと言われているダイナースクラブ会員。ダイナースクラブが現在運営している「エグゼクティブダイニング」は全国約500軒の高級料飲食店に「2人で行くと1人分無料」というサービスを提供しているが、こちらは年間約数万件の利用があるという。会員らの高級飲食店への強い関心が読み取れるため、今回のサービスもダイナースクラブカードの付加価値となっていくのではないだろうか。

キャンセル問題解決への画期的な一歩に

この新サービスの名前は「ダイナースクラブ ごひいき予約」。2017年8月24日からスタートし、現時点では『うぶか』『恵比寿 くろいわ』『KEISUKE MATSUSHIMA』『銀座 小十』『鮨 心白(しんぱく)』など、10数店舗が対象となっている。対象店舗リストは随時更新されるということだ。

ダイナースクラブの良質な会員基盤、ポケットコンシェルジュの利便性、そしてLINEの社会的親和性が連携することで実現したこのサービス。飲食業界のキャンセル問題解決の、画期的な一歩となることを願いたい。

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