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横浜・野毛で50年続く名物中華店『三陽』。下ネタだらけのメニューで年商1億5,000万円!

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『三陽』代表の竹内辰男氏

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その店の看板を見れば「毛沢東もビックリ」「楊貴妃も腰を抜かす」「周恩来も驚く」と印象的なフレーズが並ぶ。横浜市・野毛でひときわ目を引く店構えの中華料理店『三陽』。飲んべえの聖地とも言われる飲食店の激戦区にも関わらず、1968年(昭和43年)に屋台からオープンし、55年の長きにわたって愛されている。そんな同店の魅力を、代表の竹内辰男氏に伺った。

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多数設置された看板には所狭しとユニークなメニュー名が並ぶ

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インパクト抜群の外観は、昭和の屋台時代から

『三陽』を訪れると「毛沢東もビックリの餃子」「周恩来も驚く野毛ラーメン」といったワードが並ぶ強烈なインパクトの看板に驚かされる。中には下ネタも多数……。どうしてこんな外観に?

「看板の役目は人の足を止めてインパクトを与えるものでしょ? だから、ほかにも中華料理店がいっぱいある中で目立つにはどうするかって考えた結果こうなりました。たまに『本当に周恩来が食べて驚いたのか?』なんて聞かれることもあるんですけど、どこにも食べたとは書いてないからさ(笑)。

文章を書くのは個人の勝手だから、屋台のときから好き放題書いた看板ばっかり出してて、当時から『ホラ吹くんじゃねえよ』とか言われていたんですよ。でも、ただのジョークだから何を言われても平気。若い頃から口からでまかせを言う性格は死ぬまで直らないだろうね(笑)」

「Dカップサワー」など、サワーの名前も半分以上が下ネタ。印象に残らないわけがない

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看板のインパクトに負けず劣らず、メニュー名も印象的なものが多い。

「メニュー名の由来? あんまり深く考えてないんだけどね(笑)。あるとすれば下ネタで『なんだこのメニュー?』と思わせて、お客さんに楽しく飲み食いしてもらいたいだけ。味には自信があるし、何食べても美味しいはずだから」

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この記事のご感想をお聞かせください

sacco 愛知県 居酒屋・ダイニングバー 既存店舗なし
なるほど〜!と感心させられた。
やや、勉強に、なります。
2023年04月25日 15時17分10秒
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松嶋三郎

ライター: 松嶋三郎

フリーランスのライター。堅いネタから柔らかいネタまで、週刊誌やビジネス誌など紙・Web問わず多数のメディアで執筆中。「書く記事はジャンルも内容も媒体も食わず嫌いしない」がモットー。 https://twitter.com/matsushima36