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【新型コロナ】雇用調整助成金の特例措置、年末まで延長。飲食店の申請方法は?

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画像素材:PIXTA

政府は、9月末を期限としていた雇用調整助成金の特例措置について、12月末まで延長する方針を示した。10月に大幅な最低賃金の引き上げが見込まれていることなどを踏まえた結果だ。今回は、特例措置の概要を振り返るとともに、申請方法についても簡単に紹介していく。特例措置を申請予定の飲食店経営者は、改めて確認してほしい。

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10月以降も雇用調整助成金の「特例措置」継続へ

雇用調整助成金の特例措置は、コロナ禍でやむを得ず事業活動を縮小する事業主が、従業員を休ませる際に支払う休業手当の一部を助成する制度。すでに、今般の状況を踏まえ、9月末まで現行の水準を維持したまま延長する予定であることが発表されていたが、今回、大幅な最低賃金の引き上げが10月に行われることなどから、雇用維持の支援として年末まで延長される方針が示された。

10月以降の詳細は明らかになっていないが、中小企業における助成率は最大9割以上を維持する方針。また、業況特例等の対象となる中小企業が時給を一定以上引き上げる場合、休業規模要件を問わずに支給するとしている。10月以降の助成内容については、8月中に改めて発表する予定とのこと。

なお、現行の特例措置の助成内容は、原則、一人一日当たりの上限額が13,500円。助成率は中小企業が最大9割、大企業が最大7.5割だ。ただし、特に厳しい状況に置かれている事業主については助成率等を引き上げた特例を設けている。特例に該当する事業者の一人一日当たりの上限額は15,000円、助成率は最大10割。

具体的には、緊急事態宣言やまん延防止措置地域で時短営業等に協力している事業主(地域特例)や、売上高が最近3か月の月平均で前年または前々年の同じ時期と比べて30%以上減少している事業主(業況特例)が対象。雇用調整助成金の詳細、及び9月末まで地域特例が適用される予定の区域は、下記の通りだ。

画像素材:PIXTA

■雇用調整助成金 【原則的な措置】
・助成率:中小企業4/5(解雇を行わない場合9/10)、大企業2/3(解雇を行わない場合3/4)
・一人一日当たりの支給上限額:13,500円

■雇用調整助成金 【地域特例・業況特例】
・助成率:4/5(解雇を行わない場合10/10) ※企業規模を問わず
・一人一日当たりの支給上限額:15,000円

■9月末まで地域特例の対象となる予定の区域
・沖縄県
・東京都
・埼玉県(さいたま市、川口市)
・千葉県(市川市、船橋市、松戸市、浦安市、柏市、千葉市、習志野市、市原市、成田市)
・神奈川県(横浜市、川崎市、相模原市、厚木市)
・大阪府(大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、守口市、枚方市、茨木市、八尾市、泉佐野市、富田林市、寝屋川市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、箕面市、柏原市、羽曳野市、門真市、摂津市、高石市、藤井寺市、東大阪市、泉南市、四條畷市、交野市、大阪狭山市、阪南市)
※7月12日時点の情報を基に作成

画像素材:PIXTA

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飲食店は、雇用調整助成金の申請方法の再確認を

雇用調整助成金は、7月26日時点で4,157,798件もの申請が行われており、すでに申請した経験がある飲食店も多いだろう。しかし、申請書類等に不備があると、支給の遅れにつながることもある。提出の際は、今一度、不足している申請書類はないかなど、確認を忘れないようにしてほしい。

■申請先
雇用調整助成金の申請は、事業所の住所を管轄する都道府県労働局、またはハローワークで受け付けている。窓口や郵送のほか、オンライン受付システムでの申請も可能だ。

■申請書類
・雇用調整事業所の事業活動の状況に関する申出書(生産指標が下がっていることを確認できる書類を添付。売上簿や客数のデータなど、売上等がわかる既存書類の写しでも良い)
・支給要件確認申立書・役員等一覧
・休業・教育訓練実績一覧表
・助成額算定書
・支給申請書
・休業協定書(労働組合がある場合は組合員名簿を、労働組合がない場合は労働者代表選任書を添付)
・事業所の規模を確認する書類(労働者名簿及び役員名簿でも良い)
・労働・休日の実績に関する書類(出勤簿やタイムカードの写しなど。手書きのシフト表などでも良い)
・休業手当・賃金の実績に関する書類(賃金台帳の写しなど。給与明細の写しでも良い)

ちなみに申請書類の様式は、事業規模や利用する特例によって異なる。厚生労働省のサイトには、簡単な質問に回答するだけで、使用する申請様式一式をダウンロードできるページがあるため、申請予定の方はチェックにしてほしい。
※申請様式ダウンロードサイト

年末まで延長される方針が示された、雇用調整助成金の特例措置。10月以降の助成内容など、詳細についてはこれから発表されるため、変更点はないかなど、今後もその動向に注視していく必要がありそうだ。

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サトウカオル

About サトウカオル

グルメ、ライフスタイル、ITとさまざまなジャンルの執筆を経験。現在は、ポップカルチャー系のウェブサイトでグルメ関連の記事を執筆中。趣味は、料理とネットサーフィン。ネットで気になった料理を自分流にアレンジして食べるのが最近のマイブーム。