飲食店での理想の上司は「明石家さんま」。飲食業経験者を対象にアンケート調査
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株式会社シンクロ・フードが運営する「飲食店リサーチ」は3月28日、飲食店で勤務経験のある求職者を対象にした、飲食業の希望の職場についてのアンケート調査結果を発表。理想の上司像のほか、仕事を選ぶ際の条件や働くメリットなどが明らかになった。
■調査概要
調査対象：求人飲食店ドットコム会員（求職者） ※飲食店でのお仕事経験のある方が対象
回答数：847名
調査期間：2024年2月27日～2024年3月5日
調査方法：インターネット調査
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「希望の業態」「成長・学びがある環境」「髪型・服装に自由度がある」職場が人気
まず、飲食業界で仕事を選ぶ際の条件について聞いた。基本としてチェックする「給与」と「交通アクセス」以外で重視するポイントを1つ選んでもらったところ、全世代で最も多かった回答が「希望の業態のお店である（21.4%）」。次いで「自分の成長・学びがある（18.3%）」、「社内の人間関係が良い（16.9%）」という結果だった。
飲食店ドットコム（株式会社シンクロ・フード）調べ
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世代別で見てみると、Z世代はさまざまな希望条件がある程度まんべんなく分かれているのに対し、30代以上は「希望の業態のお店である」が26.1%と突出していた。また、Z世代は5位に「髪型・服装に自由度がある（10.8%）」がランクイン。自分らしく働きたい、楽しみながら仕事をしたいという人が多いことが見て取れる。さらに、6位の「自分の好きなお店・ブランドである（10.5%）」は30代以上の回答（4.9%）の約2倍で、飲食店選びは「業態」だけではなく、自分がその店舗を好きかどうかも重視していることが窺えた。
飲食店ドットコム（株式会社シンクロ・フード）調べ
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Z世代の約２割が必須条件に「髪型・服装・ネイル自由」
前の質問でZ世代が「髪型・服装に自由度がある」という条件を重視していたことを受け、職場選びの際にどれくらい重視するかを聞いた。Z世代は「髪型・服装・ネイル自由であることは必須条件（19.9％）」、「必須条件ではないが、自由な方がいい（63.9%）」と回答。30代以上の「髪型・服装・ネイル自由であることは必須条件（5.6％）」、「必須条件ではないが、自由な方がいい（46.5%）」と比較すると大きな差が見られた。
飲食店ドットコム（株式会社シンクロ・フード）調べ
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それぞれの理由を聞いてみると、「自由であることは必須条件」と回答した人からは、「おしゃれをしながら働きたい」「好きなファッションを楽しめることはモチベーションに繋がる」、「必須条件ではないが、自由な方がいい」と回答した人からは、「外見は技術に関係ないから」「職の門戸は広くあるべきだがお客様への配慮も忘れてはならないと思う」などの意見があがった。一方で、「特にこだわらない」と回答した人からは、「清潔感が必要だから」「仕事をする上でそこに価値を置いていないから」といった声が寄せられた。
職場の飲み会（食事会）に誘われたら、23.6%が「積極的に参加する」
次に、現職/前職の飲食店を想定して、職場の上司・同僚との飲み会に誘われたら参加するかを聞いた。「積極的に参加する」が23.6%、「予定や参加メンバーによっては参加する」が60.8%、「参加したいと思わない」が15.6%。この質問では世代で大きな差はなく、ボリュームゾーンとして「予定や参加メンバーによっては参加する」を選択する人が多かった。
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それぞれの理由を聞いてみると、「積極的に参加する」と回答した人からは、「コミュニケーションは大事だから」「仕事以外で相手の人間性が知れるチャンス」「情報収集ができるから」、「予定や参加メンバーによっては、参加する」と回答した人からは、「仲が良い人がいれば参加したいが、そうでない場合は楽しく過ごせないと思うから」「プライベートを優先して、都合が合えば参加する」などの意見があがった。一方で、「参加したいと思わない」と回答した人からは、「仕事以外で時間を使いたくないから」「色々と気を遣い疲れる」といった声が寄せられた。
最も使う業務連絡ツールは8割以上が「LINE」
続いて、現職/前職の飲食店を想定して、職場の上司・同僚との業務連絡ツールとして最も使うものを聞いた。圧倒的に「LINE」が多く、83.4%が回答。「電話（7.0%）」や「メール（6.7%）」などと大きく差をつけた。
飲食店ドットコム（株式会社シンクロ・フード）調べ
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また、職場での連絡ツールとしてLINEグループに参加することをどう思うかという質問には、59.5%が「賛成」、8.0％が「反対」、31.2%が「どちらでもない」と回答しており、賛成派の理由は「対応が早い」「便利、楽だから」「証拠が残るので良い」など。一方で、「個人のアカウントを使いたくない」「プライベートの連絡と分けるために『LINE WORKS』など別のツールを使いたい」という意見も散見された。
