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坪月商58万円の六本木『おでん屋 ずぶ六』。『汁べゑ』の魂継ぐ究極のおもてなしが集客の肝

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アルコールは1合1,100円~の価格で7銘柄を常備する日本酒がメニューの柱。女性客を意識し、「れもん」(680円)や「カボス」(680円)など「あらごし酒」の品揃えを厚くした

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ホスピタリティを極めれば、夏場でもおでんは売れる

『おでん屋 ずぶ六』の客単価は4,700円。目下の課題は、これを5,000円まで引き上げるとともに、23年12月に達成した最高月商700万円をキープしていくことだという。

とはいえ、季節商品の代表格といえる「おでん」をメインアイテムにしていることもあり、夏場の売上キープはハードルの高い課題といえる。だが海野氏は力強い口調で語った。

「『びぃすとろ 汁べえ』では売上の季節変動はありませんでした。つまり、やりようによっては夏場でもおでんは売れるんです。そこで鍵を握るのがやはりホスピタリティ。お客様のニーズに合った商品提案、料理の魅力をわかりやすくお伝えする商品説明などもその一つです。スタッフ一人ひとりのサービス力をさらに磨きあげ、客単価アップと売上キープを図っていきます」

縄のれんと赤提灯を店頭に配した王道の居酒屋の設え。事務所をスケルトンから改装したが、駐車場だった店前のスペースを座敷スタイルのテラスにした

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『おでん屋 ずぶ六』
住所/東京都港区六本木4-5-13 岩渕ビル1F
電話番号/03-6812-9240
営業時間/18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日/日曜
席数/38(+スタンディング3人収容)

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栗田利之

ライター: 栗田利之

フリーランスの記者として、15年以上にわたって外食経営誌の記事を執筆。大手、中堅の外食企業や話題の繁盛店などを取材してきた。埼玉県下を中心に店舗網を拡げている「ぎょうざの満洲」が贔屓の外食チェーン。