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正月に「外食予定あり」は3割超。行きたい業態別では「寿司」「和食」「焼肉」が上位に

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画像素材:PIXTA

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新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、5類に引き下げられたのは今年5月。社会が正常化して、初めての正月を迎えようとする中、株式会社ぐるなびが、ぐるなび会員を対象に「正月の過ごし方に関する調査」を実施した。調査の結果からは、比較的外出に積極的な人が多く、「寿司」「和食」「焼肉」が行きたい外食業態の上位を占めることがわかった。

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【調査概要】
調査期間:2023年12月8日(金)~12月10日(日)
調査方法:Webアンケート
調査対象:全国
回答者:20~60代のぐるなび会員1,000名

外出予定ありは約6割。「初詣」「初売り、ショッピング」「外食」がTOP3

いよいよ迎える2024年。規制の多かったコロナ禍が落ち着き、久々に家族や友人とゆっくり過ごす正月を迎える人も多いだろう。こうしたなか、株式会社ぐるなびでは、「正月の過ごし方に関する調査」を実施した。

最初の質問「正月の三が日に外出の予定はありますか」に対し、「毎日外出する」「外出する日もあるが自宅で過ごす日もある」と回答した人は59.5%に達した。

次に具体的な外出予定(複数回答可)を尋ねた質問では、全体1位は初詣(55.5%)、2位が初売り・ショッピング(34.6%)に続き、3位は「外食」(33.6%)という結果に。初詣や初売りに出掛け、同時に外食を楽しむ流れが想像できる。

株式会社ぐるなび「正月の過ごし方に関する調査」より

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行きたい業態上位は「寿司」「和食」「焼肉」。1食あたりの平均額は5,600円

続いて「正月に行こうと思う外食の業態」についての質問では、「寿司」(46.5%)、「和食」(33.5%)、「焼肉」(26.5%)が全体上位に入った。一方、年末年始に食べるイメージがある「すき焼き・しゃぶしゃぶ」は13.5%で、上位には入っていない。

株式会社ぐるなび「正月の過ごし方に関する調査」より

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また「正月の外食でお店を選ぶ際にどのような点を重視しますか」という質問の結果では、「家族で利用しやすいお店」が全体1位に。次いで「いつも利用している馴染みのお店」、「いつもより贅沢ができるお店」と続いた。こうした結果からは、やはり家族での利用を想定していることがうかがえる。

株式会社ぐるなび「正月の過ごし方に関する調査」より

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さらに「正月中の外食にかける予算はどのくらいを予定していますか(高い外食予定の1食1人あたりの金額)」との質問も。寄せられた回答の全体平均は5,622円だった。年齢別にみると20代から40代は5,000円前後だが、50代60代では7,000円に近い。正月の外食を特別視している消費者は少なくないようだ。

株式会社ぐるなび「正月の過ごし方に関する調査」より

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2024年正月、飲食業界は幸先の良いスタートを切れそうだ。繁忙期に向けて準備を強化し、新年の営業を迎えよう。

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岩﨑美帆

ライター: 岩﨑美帆

1982年生まれ。NPO活動に没頭した 大学時代、塾講師、広告営業を経て、フリーライターに。食・健康・医療など生と死を結ぶ一本線上にある分野に強い関心がある。紙媒体、Web媒体、書籍原稿などの執筆の他、さまざまな媒体の企画・構成の実績がある。好きな言葉は「Chase the Chance!」